iPhone4、日本で発売

6/24、いよいよ日本でiPhone4が発売となりました。時差の関係で日本が世界で一番最初に販売、となるかと思われましたが、セレモニーでの説明によるとフランスで午前0時に発売した店があった模様で、1時間差で世界最初とはならなかった模様。次回はその辺りも考慮して少し発売開始を早めてもいいかもしれませんね。iPadではアメリカ発売にさんざん差をつけられた形な訳ですし、同時発売のときぐらいはメリットがあってもいいような気もします。

日本では、表参道のAppleStoreでセレモニー。孫社長が来て恒例のiPhone賞賛。前口上が長過ぎてカウントダウンに巻きが入るほどでしたね。行列の様子はいろいろとUstream中継されており、現場の様子をリアルタイムに味わうことができました。iPadの時は最初に並んでセレモニーでインタビュー受けた人がギズモードの記者の人でしたが、今回はハイパー高橋さんという方でまた業界人。しゃべりがプロすぎて、一般客が興奮して購入、といったマスコミの想像するような絵になっていなかったのが、メディアも戸惑ったところかもしれません。昔から行列へ並ぶことは目立つことが目的の人が多くいましたが、インタビューとかはやはりメディアや業界関係の人でなく、できれば一般人の人であった方がいい感じはしますね。どうしても、しゃべりがプロだとやらせっぽく見えてしまいますので。

予約分のiPhone4が十分に確保できない中、予約無しの当日販売をしたことにはいろいろ批判も集まっています。孫社長ツイッターアカウント宛のコメントを見ると、数々の怨嗟の声が見られますね。

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海外では、AT&Tが予約者優先で当日販売分を延期したりしていたのも、その批判に拍車をかけた形です。

AT&T、iPhone 4の店頭販売は6月29日からと発表 - ITmedia News

孫社長のつぶやきによれば、当日販売分は、予約販売分とは別枠でAppleから割り当てられているものの模様。ソフトバンクの裁量で当日分にまわすことができないのかもしれませんが、批判が集まるのはソフトバンク宛となり、なかなかうまく行かない形ですね。ただ、表参道の販売では一応予約者優先で店内に入り、販売されているようなので、その辺りは考慮されているようですが。

アメリカでも明日発売となり、また盛り上がりそうです。今回はiPhoneのフルモデルチェンジとなり、予約の集まり方も世界規模で前回の10倍と爆発的な伸びを魅せています。Androidの普及も加え、世界規模でスマートフォンが携帯電話のスタンダードとなっていく流れが着々と進んでいますね。その中で、他のデバイス、サービス、メディアなどがどう競争していくのか。いろいろなビジネスモデルの模索、展開が生まれそうで楽しみです。