iPhone/iPodTouchで「ACE COMBAT Xi」配信開始〜期間限定で600円

停滞気味の携帯電話業界でも大きな伸びを見せているiPhone。最近、iPhone3GSも月々の分割負担額が減額され、一括支払いで1万以上の値下げとさらに手ごろに購入できるようになり、ますますユーザーの広がりも期待されます。

「iPhone for everybodyキャンペーン」でiPhone 3GS 16GBが実質負担0円に | ソフトバンクモバイル株式会社

こうなってくると、注目なのがゲームとしての広がり。日本では、もともと通常携帯電話の段階でさまざまな手軽アプリやミニゲームがはやっていましたが、ある程度本格的なものとなるとどうしても機種依存性が出てきて大きな広がりを見せてはいませんでした。しかし、iPhoneの場合はソフトウェア的互換がとりやすい形で機種が売れていますし、グラフィック能力もある程度高いことから、より本格的なゲームの広がりも期待がもたれています。

つい先日、「逆転裁判」シリーズがiPhone向けに配信されるということで大きな話題にもなっていました。カプコンも本格的に展開を見せており、今後期待が持てます。

App Town ゲーム：iPhone／iPod touch向け「逆転裁判」が近日中に登場 - ITmedia +D モバイル
カプコン、iPhone/iPod touch用アプリの開発者トークイベントを開催 -GAME Watch

そんな中、比較的早くからiPhone向けにソフトを展開してきたバンナムから、東京ゲームショウでも紹介されていた「ACE COMBAT Xi Skies of Incursion」が本日より配信開始されています。

App Town ゲーム：「ACE COMBAT Xi Skies of Incursion」配信――公開後5日間は特別価格600円 - ITmedia +D モバイル

配信開始5日間に限り600円で販売ということもあって、AppStoreではいきなりトップセールスになっていますね。AppStoreの評価を見る限りだと、3GSでは快適に動くものの、3Gでは本体起動直後などの比較的メモリに余裕があるときでないとカクつく、というコメントもあるようです。あと、ボリュームが多少少ないというところもある模様。もっとも、値段が600円ですからね。まだバンナム的にも手さぐり的なところはあるでしょうし、いきなりフルボリュームで3000円とかはやりにくいでしょう。

iPhoneの場合、十字キーやボタンがないという部分でデメリットがある一方、タッチ操作での直感操作、加速度センサーでの傾き操作など、他の携帯ゲーム機にもないような要素もあります。タッチ操作は指で画面が隠れる、傾き操作はそもそも画面がみづらくなるなど、単純なメリットばかりではないとは思いますが、マンネリ気味のゲーム業界にあって、ちょっと変わったゲームが出てくることは個人的に歓迎ですね。

今後も、ユーザーが増えてきてゲームソフトのラインナップも充実し、iPhone・iPodTouchならではのキラーソフトが出てくるといいですね。果たして、このプラットフォームでの勝ち組はどこになることやら。