ニンテンドーDSに大型画面の新型登場?!〜日経が報道
一時期の任天堂圧勝の状態から、少しずつ状況が変わりつつある最近のゲーム業界。ただ、爆発的人気があったDSやWiiに落ち込みが見られるものの、まだまだ他と比較して任天堂が強い影響力を持った状態は続いています。
そんな任天堂の中間決済が10/29に迫る中、日経から大きな飛ばし記事が報じられました。
NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース−企業の事業戦略、合併や提携から決算や人事まで速報
日経のDS関連の飛ばし記事ということで、昨年9月末の以下のDSiの報道とよく似ている感じですね。
ニンテンドーDSに新型登場?〜日経新聞でリーク記事 - わぱのつれづれ日記
前回は9/28に報道があり、その後10/2のカンファレンスで正式発表がありました。今回は10/27の報道で、10/29に中間決済報告がありますので、ここで何らかの発表がされる可能性はありますね。
2009年10月29日(木) 2010年3月期
第2四半期(中間) 決算発表 [予定]
株主・投資家向け情報:株式・IRスケジュール
4インチ以上の大型液晶搭載の新DS?
ちなみに、日経の報道では、主な要素としてPSP並の4インチの画面、というトピックだけが触れられています。DSiの時もカメラや音楽、というトピックだけが報じられていたので、似たようなイメージですね。状況的に、任天堂から部分的な要素だけリークしている可能性も無くはないかな、という感じはします。この件について、ファミ通が飛びついて任天堂に確認を取っていますが、よくあるかわし方をしていますしね。
これら報道について任天堂広報部は「弊社は何も取材を受けておりません。憶測の記事だと思います」としている。
任天堂が大型画面採用の新型ニンテンドーDSiを年内投入か? - ファミ通.com
おそらく、業績的には今ひとつな中間決算になることも予想されますので、そのあたりも考慮した情報小出し、といった線なのかもしれません。
10/29の中間決算報告に注目
もっとも、DSiが昨年出たばかりなだけに、単に大型液晶にしてDSiと値段据え置き、というだけでは昨年DSiをかったばかりのユーザーにとってはかなり微妙になります。出すとしても、何か差異が欲しいところですね。解像度を大きくしてSFCやFCなど、WiiのVCのソフトをDSに転送できるようにするぐらいはいい加減対応して欲しいです。据置・携帯ゲーム機共に新鮮味が乏しく、任天堂でさえ続編ばかりとマンネリ傾向なだけに、できれば全くの新機種、というのも期待したいところはありますが、すでに年末商戦まで海外では1ヶ月、日本でも2ヶ月を切っています。この段階で次世代DSというのも、ちょっとタイミングが良くない気もしますね。
いずれにせよ、今回の報道が本当であれば10/29の中間決算で何らかの情報は出るでしょうし、無ければ年内の投入は特に無いということでしょう。あさっての決算発表を注目してみたいと思います。