宮里藍惜しくも優勝ならず〜全英3位タイ

先週、日本人として久しぶりに米ツアー大会に勝利した宮里藍。長い低迷期を抜けた今年、遂につかんだ優勝と言うことで大変感動しましたね。その宮里藍が、今週開催されていたメジャーでも優勝争いを演じていました。

昨日の時点で3打差あった状態で始まったのですが、バックナインに入った段階で首位タイに。放送を見だしたら緊迫の展開で思わず優勝を意識してしまいましたね。しかし、その後トップのマシューがティーショットを乱しながらも素晴らしいパットでバーディーを重ねたのに対して、宮里は14番、17番でティーショットをバンカーに。特に17番ではバンカーをアウトしたショットが強すぎて深いラフにはまるというミスで、この段階で優勝が消えてしまいました。自分なんかの下手なプレイでは、ティーショットバンカー、レイアップするつもりが強すぎてラフに行ってしまうなんて、よくやる行為ですが、メジャーの最後では宮里藍であっても出てしまうというのが、勝負の厳しさを感じましたね。

しかし、それでも、結果的に3位タイ。17番のダブルボギーがなければ2位タイだったので惜しかったのですが、それでも先週の優勝に続き、素晴らしい結果だったなと思います。見ていて、素振りをしないでプレイする、というのがすごいですよね、彼女。パットですら、後ろからライン見て、そのままスタンスに入ってパット。自分だったらまずまっすぐ打てないでしょう(苦笑)。昨年のスランプを脱出する上での対策だったようですが、結果を出しているところが本当すばらしいですね。

今回は惜しくも優勝はなりませんでしたが、今度は賞金女王に向けて頑張って欲しいですね。