全英ゴルフ、トムワトソン最年長制覇ならず

昨日まで開催されていた全英ゴルフ。石川遼とタイガーウッズが一緒の組でまわったことで注目を集め、1日目はその期待に応える石川遼の見事な活躍でした。しかし、二日目はアウトでタイガーと共に大崩、共に予選敗退という天国と地獄を見せつけられた展開でした。

一方で、初日からトップで争っていたのが59歳のトム・ワトソン。すでに何度もメジャーを制覇している選手ですが、この年齢でメジャーでトップ争いというのもすごいところ。そして最終日もトップでのスタートに。前半でスコアを落としたのを見て、これは無理かなと思って目を離していたところ、そんなことはなくあと少しで優勝と言うところまで。最終ホール、パーで良かったのですが、ラストのパットは明らかに縮こまって打てていませんでしたね。自分なんか、プレイしていてちょっとプレッシャーがかかっただけでもミスを繰り返すのですが、トム・ワトソンであっても、入れれば記録的メジャー制覇というプレッシャーは大きかったのでしょう。

その後のシンクとのプレイオフ、さすがに体力も厳しかったのか、度々ミスショット。4ホールもあっただけに、より一層シンクとの差が目立つ展開になってしまいました。2ホール目の2打目リカバリー、3打目のパーパットはしびれたんですけどね。その後の2ホールはちょっと痛々しいところがありました。

CNN.co.jp:プレーオフ制し、シンク初優勝 ワトソン、史上最年長勝利ならず

結果的に、プレイオフのすえ優勝は逃したのですが、去年のノーマンに引き続き、年長者の活躍がすばらしいですね。年を経て体力が衰えていても、精神力とテクニックで補いながらプレーできる、ゴルフという競技の魅力に触れられた4日間でした。