PS3/PSP向けにPCエンジンのソフト配信開始

Wiiにおける大きな特徴の一つであるバーチャルコンソール。様々な過去のゲーム機のゲームを手頃な価格で合法的に楽しむことができるということで、人気のコンテンツですね。

一方、過去のゲーム機のエミュレート機能自体は、Wii以外のハードでも性能が上なので可能だとは思うのですが、これまであまり本格的な展開はされていませんでした。「PS3でメガドライブ配信」とSCEが吹いたことはありましたが、すぐにセガから訂正報道が入っていましたし。

メガドライブについては、XboxLiveで比較的積極的に配信がされていましたが、一方のPS3ではメガドライブよりも先にPCエンジンの方の配信がなされることが決まったようです。

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今回配信されるのは、「ボンバーマン'94」、「高橋名人の新冒険島」、「戦国麻雀」、「デビルクラッシュ」の4本。全てハドソン製となっています。Wiiと大きく違うのは、1本ソフトを購入すればPS3でもPSPでもできるということですね。

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残念ながらセーブデータの共有は出来ないようですが、PCエンジンのソフトだとそこまでセーブデータに依存したゲームも少ないでしょう。家ではPS3＆大画面でプレイ、外出時はPSPでちょこっとプレイできるのはなかなか良さそうです。（追記：バックアップRAMについては、PS3とPSPでやりとりできるようです。セーブは新規についた中断機能のこと）

ハドソンは特にカジュアルなソフト展開、過去の資産の活用などを積極的に行っている、というかそれが生命線な会社となっているだけに、このPS3/PSPへの配信も理解できます。それだけ、PSPの市場が大きくなってきたと言うことでしょうね。また、オンライン配信が基本のPSP goに向けた各社の展開の一環とも言えるかもしれません。

ゲーム機は進歩しても、ゲーム性的に著しく新しくなったソフトというのは限られています。古いソフトでも、今でもキラリと光るソフトは多数ありますからね。果たしてPSP/PS3でも花開くかどうか。