アンライバルド、末脚爆発で皐月賞を制覇！

先週の桜花賞に引き続き、今週は皐月賞。先週は自分のPOG持ち馬でもあるブエナビスタが圧倒的な競馬を見せてくれました。

そのブエナビスタを新馬戦で破ったアンライバルド、リーチザクラウンが、3強の中に加わっており、リーチは同じスペシャルウィーク産駒として、そしてアンライバルドは同じく自分のPOG持ち馬ということで2頭を応援していました。ただ、もう一頭無敗のロジユニヴァースが圧倒的一番人気となっていて、その過去のレースっぷりも圧倒的な強さでしたので、ロジを破るのは難しいかな、とも思っていました。

そんな中で、皐月賞はスタート。レース中はやはりPO馬のアンライバルドを中心に見ていました。ロジユニヴァースやリーチザクラウンが前の方で競馬をし、ペースが少し速めということで中段より後ろで競馬をしていたアンライバルドにもチャンスがあるかな、と思いながらも、4コーナーに近づくまでなかなかアンライバルドが上がってこず、「このまま沈むか？」とちょっと不安に。

ただ、4コーナーを曲がったあたりからが、もう圧巻でしたね。4コーナーを曲がった時点で前方をとらえられる位置にまで持ち出し、そこからの一追いで一気に末脚爆発。あっという間に残りの馬を抜き去ると、一気に一頭抜けだし。一頭直線で抜け出したのを見て、思わずゾクゾクッとしちゃいましたね。直線は伸びてきた2着のトライアンフマーチに多少は詰められましたが、それでも圧勝。時計も1分58秒7と、レコードからコンマ2秒で3番目のタイム。素晴らしい勝利でしたね。

競馬ニュース - netkeiba.com | 皐月賞、アンライバルドが父仔制覇

2着のトライアンフマーチも、よく調べたら父がスペシャルウィーク、母がキョウエイマーチと、共に現役時代に応援していた馬なんですよね。馬券は3強で決まると思っていたため買っていませんでしたが、先週に続き血統ドラマ好きの自分の楽しめるレースでした。

しかし、先週のブエナビスタに引き続き、POG持ち馬がクラシックを連続で制覇。しかも、両方とも次につながるような圧勝ですからね。10年ぐらいPOGをやっていますが、こうした馬を指名できたのは本当幸運だったと思います。アンライバルドは、POで前から獲っていたバレークィーン産駒だから、という理由で指名した馬で、実際には下位指名のさらに抽選ではずれたものの補填指名だったのですが、怏々としてこうした馬の方が走るんですよね。しかも、両方同じ新馬戦でデビューし、その両方がクラシック制覇というのは、我ながらレアな確立だなと感じています。

ともかく、ブエナビスタ、アンライバルドと強い競馬をしてクラシックを制してくれました。この後なんとか怪我無く過ごして頂き、次のオークス、ダービーでもいい走りを見せて頂きたいものです。「同じ新馬戦を経験した2頭が、共に2冠」とかいうドラマティックな展開を期待してます。（まあ、得てしてそういうときほど惨敗するのもまた競馬ではありますけど。）