DVD「Perfume First Tour 『GAME』」感想

アイマスMADで知って以来はまっているPerfume。苦労を積んできているだけに、そのシンデレラストーリーには感動させられたものです。

Perfume新曲「ポリリズム」 オリコン初日デイリー4位の好スタート - わぱのつれづれ日記
Perfume新アルバム「GAME」本日発売 〜 4/15付チャートでオリコン1位を獲得! - わぱのつれづれ日記
Perfume新アルバム「GAME」、週間オリコンランキングでも1位を獲得! - わぱのつれづれ日記

さて、そんなPerfumeのライブですが、ネットでのチケット販売に度々挑むもどれも瞬殺。来月の武道館ライブも当然玉砕。そんな中、ファーストツアー「GAME」のDVDが出ると言うことで、Amazondで予約購入しました。

Perfume First Tour 『GAME』 [DVD]

Perfume First Tour 『GAME』 [DVD]

値段も約3000円となかなかリーズナブル。1日早い今日Amazonからメール便で届いていたのでざっと感想を述べてみたいと思います。(注:内容のネタバレ的感想なので、ご注意ください。)

ハードな導入から名曲へ〜生歌も披露

まず、開始早々CGとともにアルバムのタイトル曲「GAME」からコンサートは始まります。

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

服装などはアルバムのカバーと同様。振り付けもかなりヘビーでダークなイメージのする、彼女たち風に言えば「バッキバキ」な感じの演出になっています。特に、アルバムカバーでも持っていた蛍光灯のような棒をもちいたスタンピングはかなりの迫力でぞくっとしましたね。

Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

続いて、個人的にPerfumeで一番好きな曲、「エレクトロ・ワールド」が続きます。これはアルバム「Complete Best」付属のDVDやニコニコでも何度も見たダンスですが、歌詞ともよくあっており、やはりいいですね。さらに続いて3部作の中から「コンピュータシティ」と続き、名曲を並べることでぐっと観客の心を引きつけている感じですね。

さらに4曲目「コンピュータドライビング」では、生歌解禁。あ〜ちゃんの威勢のいいかけ声で盛り上げながら、上手な歌声を披露していました。

MCから落ち着いた曲へ〜衣替え

ここで一旦曲はとぎれてMCへ。お約束の自己紹介や会場とのからみをした後、今度は比較的落ち着いた感じの曲のラインナップ。「Twinkle Snow Powdery Snow(TSPS)」から「Baby crusing Love」、「ファンデーション」と続きます。TSPSではDVDオリジナルとしてCGの雪を合成していましたね。ファンデーションはちょっと生歌っぽい感じもしましたが、詳しくはよく分からず。

つづいて画面がCGに。「Butterfly」の曲と蝶の映像が流れ、この間にPerfumeは衣替え。次の「Take me Take me」では椅子を用いた非常に艶めかしい感じの振り付けとなっていました(指招きが特に)。さらに暗転した後、PVに合わせてマネキン風の振り付けで「シークレットシークレット」が始まると会場は大盛り上がりでしたね。その後は「マカロニ」のゆったりした曲で締め、このパートは新しめの曲でバリエーションを持たせた構成になっていたように思います。

再びMCからPOPな曲の連続〜「Perfume」合唱で締め

ここで再びMC。今度は会場に声出しの練習も行った段階で、ノリの良いPOPな曲が続きます。まずは公共広告機構CMでのブレイク曲「ポリリズム」、さらに木村カエラも絶賛でPerfumeでは一番人気と思われる「チョコレイト・ディスコ」と続き、会場のボルテージは上昇。さらに自分がアイマスMADでPerfumeにはまるきっかけとなった曲「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」と、ノリの良い曲が続いたところで、聞き慣れない曲として「ジェニーはご機嫌ななめ」が続きます。この「ジェニー…」はジューシィ・フルーツの曲のカバー曲で、これは生歌となっていましたね。会場は慣れたもので、曲の合間合間に完璧に合いの手を入れていました。そして、最後はグループ名も付いた「Perfume」を、あ〜ちゃんが会場を煽りながら大合唱で締めとなりました。

アンコール曲は2つ

ここで、雰囲気が変わってアンコール曲へ。これまでの曲はZepp Tokyoだったのが、ここからはYOKOHAMA BLITZと最終日のコンサートに。まずは「セラミックガール」は会場にコールの仕方を、あ〜ちゃんがまた広島弁丸出しの毒のあるトークで教えた後曲を披露。さすがに息のあったセインになっていましたね。
そして最後の曲は「wonder2」。会場が一斉にサイリウムを用意した光景にあ〜ちゃんは号泣、のっちもかしゆかも涙を流しながらの歌となっています。アンコールだけ会場を変えて収録しているのは、こうした理由もあったんでしょうね。

まとめ〜低価格で満足度の高いDVD

以上、ざっと流れをふまえながら感想を述べてきましたが、実売3000円程度と低価格ながらなかなか充実した内容だったように思います。特に、アルバムGAMEの曲は振り付けを見たことのないものも結構あったので、それが見られたのはよかったですね。画質も、2層DVDで平均ビットレート9.44Mbとほぼ上限に張り付いた状態。さすがにライブ映像だけに、背景の暗部などではちょっとブロックが見られましたが、まあこれはDVD規格の限界と言うところでしょう。

GAMEツアーということで、新アルバムの方が中心かとも思っていましたが、これまでのPerfumeの名曲を一通り織り交ぜたバランスの良い構成になっていたと思います。Perfume好きはもちろん、これまでPerfumeのダンスなどをあまりご覧になっていなかった方には特におすすめですね。