GTA IV アジア版 ファーストインプレッション

全世界で爆発的な売上を上げた「GTA IV」。その日本語版はカプコンが翻訳して発売することになっているのですが、その情報第一弾としてGTA IVとはなんぞや?といった情報がいろいろなところで公開されています。

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自分も、6月上旬に遅ればせながらXbox360アジア版を購入して少しプレイしています。記事にする時期を逸していましたが、日本版の情報が公開されたのにあわせて簡単な感想を述べてみたいと思います。

Xbox360アジア版を購入してプレイ

買った動機としては、海外で高い評価を受けているソフトで、こうしたHDの箱庭ゲームをこれまでプレイしたことがなかったため一度プレイしてみたかったと言うこと。本当はGW明けぐらいに探したのですが、どこも売り切れで買えなかったんですよね。あとは海外版のプレイで英語の勉強にもなるかな、というのが理由でした。

ただ、ゲーム起動するとスタートボタンも何も押さないうちにゲームが開始され、オープニングムービーが流れ、かなりのスラング混じりの英語でどんどん話が進んでいったのには面を食らいましたね。その後、自分の部屋を紹介され、操作できるようになってから、メニューで「英語字幕付き」を選ぶことで、だいぶ対応できるようにはなりましたが。

ちなみに、プレイの際は以下のWikiを参照。ムービー中のコメントの和訳などもあって、内容を後から確認する意味でも役立ちます。
Grand Theft Auto ?(グランドセフトオート4)GTA?攻略wiki - トップページ

自由度とミッションの合わさったプレイ感

自分でプレイできるようになっても、最初は何をするかよく分からず。まず、部屋の中でテレビを見てみましたが、これがなかなか良くできていてリアル。ただ、Xbox360版はテレビ部分をフルスクリーンにして見れないようで、若干違和感有り。その後、外に出てうろうろしていたのですが、途中でいきなり通行人に殴りかかってこられてびっくり。走っていてぶつかったりしてしまったのかもしれませんが、その相手も妙にしつこく、自宅に戻っても上がり込んできて、部屋の中まで入ってこられたのはちょっと怖かったですね。ただ、部屋の中でベッドで寝てもその相手はその場で待機していたのは不自然でおもしろかったです。

その他、ゲーム自体は比較的頻繁にミッションが起きてくれるので、それに沿って遊ぶことである程度「流された」プレイもできます。携帯電話でいろいろ依頼がかかってきて、地図上に道筋なども出るので、それに従う形でいろいろイベントをこなすことが出来ます。

結構楽しいドライビング

今のところ、移動には車を使うケースが多いです。車などは、用意してもらえる場合もありますが、そうでない場合は道ばたに止まっている車を拝借することも。普通に乗る操作をすると、鍵を破って警報が鳴る中車に乗ってしまう形。たまに警察に終われてカーチェイスになったりもします。

運転に関しては、Forza2と比べてしまうとちょっとリアリティは落ちる感じ。それでも、ブレーキなどはちゃんと欠けながら運転しないと曲がれないので、ミッションでカーチェイスをするときなどは結構高い操作技術が求められます。

ただ、逆に単なる通常の移動を、交通規則に沿って運転するだけでも結構楽しいですね。主観視点にし、信号や対向車の動きを見ながら運転すると、なんとなくリアルにNYの道を運転している感じを味わえます。もっとも、方向指示器が出せないことや、信号が青になる直前ぐらいから、後ろの車が無理矢理追い抜いて先に行こうとするなど、いくつか不自然なところもありますけど。

生活感のあるデート

他にも、このゲームでは女性キャラとのデートなども出来ます。携帯でアポイントをとり、家まで出迎え。ビリヤードなどのスポットに行き、仲を深めます。車の中や移動中の会話も、主人公や女性双方それなりの年齢だけに、結構リアルな会話。ギャルゲーにある青春っぽさよりは、仕事や生活など、生々しい感じのトークですね。

さらに、デート完了後彼女の家に送るわけですが、その時点でポイントが高いと、自宅に上がり込むことも。そのシーンはビルの外観だけのシーンになっていますが、彼女のあえぎ声が聞こえてくるので、何をやってるのはよく分かります。(ちなみに、キャラの見た目はやはりアメリカンでくどい感じですけどね。)

アクション要素もあるミッション

自分はまださわりのところを少し遊んだ程度ですので、銃撃などがあるミッションは経験していません。ただ、その状態でも、あるミッションでは敵との殴り合いの果てにカーチェイス、さらに再度殴り合いと、それなりにアクション性の高いミッションもあります。カーチェイス中も自由度が高い分、道を間違えたりするとミッション失敗などになってしまい、自由度のある中で制約のあるミッションをこなしていく、というのがなかなか斬新な感覚でした。

Grand Theft Auto ?(グランドセフトオート4)GTA?攻略wiki - Bleed Out

上記のミッションをプレイしたのですが、特にカーチェイスにはなかなか苦戦した形です。ただ、ミッション失敗後も再チャレンジがすぐ出来るようになっているのはありがたかったですけど。

自由度をどこまで楽しめるか

今のところ、ちょくちょく発生するミッションをクリアしていく、いわゆる普通のゲームの延長のような感じでのプレイとなっています。ただ、これからはこうした枠にはまっていない自由気ままにプレイするスタイルも増えてくるでしょうし、そうした「自分でゲームの中で遊びをクリエイトしていく」ことも出来るようになれたらいいな、と思います。