ファミコン音源風シーケンサ「Retro Music Editor」

自分が興味を持っているゲームというジャンルの中で、子供の頃よりとくに興味があったのは「ゲームミュージック」でした。元々はファルコムイースなどの古代祐三サウンドに惹かれて聞きまくっていたのですが、ファミコン時代にもいろいろ名曲はあり、ロックマン2など個人的にテープに録音して繰り返し聞いて楽しい出いたのを覚えています。

最近は音源がリッチになった分、シンプルなメロディーラインでアピールする曲が減ってきた印象もあり、個人的にはファミコンのピコピコ音、FM音源の独特のサウンドなどが未だに懐かしく好きだったりします。そういった感覚を持つ人は今もいろいろいるようで、ニコニコ動画などでもちょくちょく注目を集めたりします。VOCALOIDであれば、自分はドッPさんのシリーズが好きですね。


マイリスト 公開した動画一覧(ドッP)‐ニコニコ動画(SP1)

さて、そんなレトロゲーム音源についてですが、これまでにもいろいろなソフトがありそれを使った作品も生まれているわけですが、今回窓の杜で新しいソフトが紹介されていたので取り上げてみたいと思います。

窓の杜 - 【NEWS】ファミコン風の音源を内蔵したシンプルなシーケンサー「Retro Music Editor」

こちらのソフトは日本の作者が作られたソフトで、曲の作成も通常のDTMソフトでよくあるピアノロールで操作が可能です。ピアノロールであれば、特に音楽について深い知識が無くても、主旋律ぐらいならなんとか遊べるかもしれませんね。

また、このソフトは一般のMIDIをとりこんでファミコン音源風にならすこともできるのも特徴的。個人で楽しむレベルなら、他の人が配布しているMIDIファイルを取り込んで自分好みにいじってみるのも楽しそうですね。試しに、以下のページで紹介されているVGMusicのサイトからMIDIを拾って取り込んで見ましたが、トラック数が多いものは多少音量や音色などをいじってやらないとうまく聞こえないところもありそうです。

2万4000以上のゲームミュージックが大量にダウンロードできる「VGMusic」 - GIGAZINE
VGMusic - 25,000+ Game Music MIDI files

昨今はニコニコ動画の流行もあり、ユーザーコンテンツが盛んですし、ファミコン世代が余暇にこうしたソフトで楽しむということもあるかもしれません。このソフトを活用した作品が生まれることに期待したいと思います。