米任天堂、コントローラ特許侵害で22億円支払い命令〜米連邦地裁より

ゲーム業界では、他社のアイデアを真似て展開することはハード、ソフトともよく行われており、時々裁判沙汰になることもあります。大きなものとしては振動コントローラ特許がありますね。PS3で、当初SIXAXISとして振動機能を省いたのは、この特許問題が大きく影響したとも言われています。

そして今回、任天堂Wiiのクラッシクコントローラ、およびGCコントローラで訴えられていた判決が出て、米連邦地裁から22億円支払いの命令を受けた模様です。

米任天堂:Wiiコントローラーが特許侵害 22億円支払い命じられる 米連邦地裁陪審団が認定(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

リモコンやヌンチャクは含まないと言うことなので、純粋にコントローラの特許っぽいですね。クラコンとGCコンで共通しているところというと、アナログスティックが二つある、L,Rがトリガーとしてアナログ入力になっていることなどでしょうか?振動特許のときは、任天堂は同種の特許を事前に持っていたことから支払いを避けられましたが、今回はとりあえず地裁では敗訴した形ですね。

現状、どういった侵害が問題になっているか、細かいところまでは把握していませんが、22億円という額はいくら儲かっている任天堂としても大きな数字であることには変わりません。今後、任天堂がどういった対応に出るんでしょうね。