Perfume新アルバム「GAME」、週間オリコンランキングでも1位を獲得!
先日、オリコン初登場1位となったことをお伝えした、Perfumeの新アルバム「GAME」。
Perfume新アルバム「GAME」本日発売 〜 4/15付チャートでオリコン1位を獲得! - わぱのつれづれ日記
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications =music=
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
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- アーティスト: Perfume,中田ヤスタカ
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/04/16
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新アルバムの好調な売れ行きを受けて、前作「Perfume 〜Complete Best〜」も品切れ気味の「GAME」を追い抜きAmazonの音楽のベストセラー1位になるなど、非常に大きな流れがPerfumeに来ている感じです。
Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)
- アーティスト: Perfume
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2007/02/14
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「ゆず」ら抑えて見事週間オリコンランキング1位〜テクノユニットとしてYMO以来25年ぶり
さて、そんな新アルバム「GAME」ですが、本当の評価につながる週間ランキングで1位を取れるかどうかに注目が集まったのですが、なんと「ゆず」や「HY」を退け見事に1位に輝いたようです。
Perfume:ゆずら押しのけ、自身初のオリコン1位に 約25年ぶり、YMO以来の快挙 - 毎日jp(毎日新聞)
純粋に、あのPerfumeがオリコン1位という時点で快挙なのですが、オリコンもこの快挙を盛り上げたいのか、なんと「YMO」を持ち出して「テクノユニットとして約25年ぶりの快挙」ともてはやしています。まさか、ここでいきなりYMOの名前が出てくるとは思いませんでしたね。
ただ、たしかにPerfumeのテクノサウンドは様々な層から支持を受けており、その中の一つにはYMOを好きだった世代からの支持も含まれているでしょう。そう言った意味では並んで紹介されても不思議ではないのかもしれません。とはいえ、やはりYMOとなると、ちょとおそれおおい感じはしますけどね。
その他、いろいろなマスコミがこの快挙を報じています。
デイリースポーツonline/Perfumeがオリコン1位獲得/芸能・社会
パフューム新アルバムが初登場首位(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
Perfume : 祝・Perfume、初のオリコン1位を獲得 / BARKS ニュース
「アイマスMAD」とからめて報じたITmedia
さて、そんなPerfumeについて自分が知ったのは、前々から話していたようにXbox360アイドルマスターのMAD動画。
この動画でアイマスにはまり、ニコニコ動画にはまり、Perfumeにはまったようなものです。Xbox360の購入もアイマスが主要因ですしね。1つのMADでここまで個人の趣味が影響されるというのは今までなかなか無かったことです。
自分以外にも影響は大きかったようで、以下の動画でそれが見て取れます。
上記動画はこれまでのPerfumeのCDの売れ行きの推移を紹介されており以前紹介した「道夏大陸」同様名作MADなのですが、パーフェクトスターパーフェクトスタイルのMADが公開された7/8(現在は削除・上記は再UP版)以降に急激にアルバムの売り上げが伸びていることが、上記動画の7分あたりからを見るとよく分かります。以下、その該当部分だけ抜粋したものです。
Perfume 〜Complete Best〜 (再発売 2007/2/14)
07/02/26 144位 1250枚
(20週圏外)
07/07/23 165位 1035枚
07/07/30 132位 1344枚
さて、そんなアイマスMADですが、当然こんなものをPerfume側も公言できる訳もなく、各種マスコミもノータッチ。純粋にPerfumeだけを見て応援してきた人なんかすれば黒歴史状態な訳ですが、唯一「アイマス」と絡めて紹介してくれたマスコミがありました。それはITmedia Newsです。
ねとらぼ:“アイマスMAD”で人気のPerfume、オリコン週間1位の快挙 - ITmedia News
元々ニコニコ関連をよく取り扱っている「ねとらぼ」コーナーでのニュースではありますが、ダイレクトにアイマスMADに絡めて紹介してますね。一般マスコミはむしろアイマスMADをいまさら取り上げない方がむしろいいと思いますが、一つのきっかけとしてアイマスMADもあったことを報じるマスコミがあるのも、悪くない事じゃないですかね。
この先の展開はいかに
そんなこんなで、アルバムがオリコン週間ランキング1位と、ある意味頂点までたどり着いてしまったPerfume。後はこの先の展開ですね。Perfumeを応援したくなる要素として若いのに下積みが長かったことなどの点もあったわけですが、ここまで人気になってしまえばいつまでもその件で応援が得られるとは限りません。
この件については、前々からPerfumeを評価していた「ダイノジ大谷」さんの以下のエントリが興味深いです。
これはオリコン一位になるでしょうし、いわゆるもっとアイドルポップスとしての歌モノにシフトチェンジしたほうが大衆性を得るような気もしますが敢えてやらないところで、ひたすら作品のクオリティをあげるというとこに大拍手を送りたいっす。
松浦亜弥さんの最近のアルバムを作っているスタッフは絶対見習って欲しいっす。宝をもちぐされてるぞと。
でもPerfumeは紅白出て、武道館でライブやったとき、そこに到達したときどうなるんだろう?
毎年ひたすら上質なアルバムを作り続けるのか?
フェスもテレビも同じ視点でとらえて巨大なアイドルとして雑食し続けるのだろうか?
そう考えるとPUFFYってやっぱり凄いですねぇ。
アイドルとして稀有な物語性を帯びている彼女たちの今年の「奇跡」の数々より、2009年以降の「軌跡」に思いをはせながらこの傑作を何度も再生しています。
テクノじゃなくなってもずーっと好きだ!
ダイノジ大谷の「不良芸人日記」: Perfume「GAME」
4/8にGAMEのアルバムを視聴した段階で「オリコン1位になる」と断言しているところもなかなかすごいのですが、これまでの「奇跡」に対してこれからの「軌跡」がどうなるかを気にしているところは、なるほどと思うところがあります。
長い下積みを経て、急にトップユニットに上り詰め、超多忙の中数々のイベントやTV出演をこなすPerfumeの3人。体力的にも精神的にも、純粋に快挙を喜んでいられないほどきついものがあるとは思いますが、なんとか今後につながるように頑張って欲しいですね。また、中田ヤスタカ氏をはじめとする彼女をプロデュースする方々も、急激に彼女たちを使い切ることなく、この先に続いていく戦略を見せていって頂きたいものです。