ゲームテックが任天堂とライセンス契約を締結

DSやPSPといった携帯ゲーム機の躍進で俄然注目を集める様になったのがゲームアクセサリ。カードケースや液晶保護フィルタといった必需品に近いものから、見た目で個性を発揮できるケースなど、嗜好品としての楽しみも含めて今や無数のアクセサリが販売されています。

そんな周辺機器、アクセサリにおいて任天堂公認かつ質の高さで評判が高いところと言えばHORIでしたが、一方でヨドバシなど大手家電量販店では任天堂非ライセンスのゲームテックサイバーガジェットがその投入スピード、量などの面で大きな存在感を示している様に思います。

そんな、非ライセンスの2大メーカーのうち、ゲームテックの方が任天堂とライセンス契約を結んだ商品を売り始めるようです。

ゲームテック、任天堂とライセンス契約締結 - iNSIDE ゲーム業界ニュース

個人的な印象としては、ゲームテックは非ライセンスながらもレビューなどの評判も高く、自分もDS液晶フィルタやDSカードケースを購入しています。サイバーガジェットは評判が微妙で、自分も一度買ったDSカードケースの出来がいまいちであったことから、手を出さなくなっていますね。

上記の様に、ゲームテック自体の印象はそれほど悪くないのですが、非ライセンスな分任天堂ロゴが使えなかったり、微妙に正式品名と違う略称を記載していたり、「公式ライセンス製品ではありません」と注意書きがあったりと、若干パチものくさい怪しさはあったように思います。ライトで幅広い年代がユーザーのDSなんかだと、ある程度そういったところを気にする人もいるかも知れませんよね。そういった人に対しては、公式ライセンスを得ることでビジネスチャンスは広がるかもしれません。一方で、ライセンスをもらうために任天堂チェックがあるとして、それによってこれまでのような迅速な商品展開が妨げられる様だと、そっち方面で評価していたユーザにとってはマイナスになるかもしれません。

ゲームテック自体は、いろいろ怪しいツールも出していた訳ですけど、ある意味今度からはHORIのような安心で高品質なブランド路線に移行するんですかね?任天堂のライセンス料がどの程度かは分かりませんが、できれば価格はこれまでとあまり変わらないレベルで展開してくれるといいのですけど。