GDC2008会場でXbox360がRRoD発症

HD DVD終息、Xbox360HD DVDプレーヤーも販売停止といろいろゲーム以外のところでゴタゴタ騒動が起きている状態ですが、ゲーム関連というと、注目は現在開催中のGDC2008。毎年世界中のクリエーターが集い、色々マニアックな技術論などが話される場ですね。また、時々サプライズ発表などもあり、目が離せないイベントでもあります。

さて、そんなGDC2008でXbox360で何か注目の発表がある様なことをインサイドXboxファミ通Xbox360の人が流しており、ある程度のサプライズがあるかと多少は期待して待っているのですが、今のところ特には無し。そんな中、別のところでXbox360が話題になってしまっているようです。

Game*Spark - : GDC 08: Red Rings of DeathしちゃったXbox本体をGDC会場で発見 by riot_兄

どうやら、GDC2008の会場でデモしているXbox360の中で、悪評高いRRoD(Red Ring of Death)が発症してしまったようです。初期型のXbox360はMSが史上最大規模の不具合として大金をかけて対策に乗り出し話題になりましたが、Falconなど新型が投入されているのにもかかわらず、大きなイベントでRRoDをやらかしてしまったのはちょっと情けないですね。PS3も発売前の東京ゲームシショウで熱暴走や扇風機で冷やしたりして失笑をかっていましたが、あれは一応発売前でしたしね。

最近では、保険会社が自社顧客のデータを使って出した故障率のデータもニュースで出ていました。

米製品保証会社、Xbox360の故障率は16.4% - Technobahn

こちらの数字に、初期型がどの程度含まれるのか分かりませんので、現状のFalconの故障率がどの程度かははっきりとは分かりません。ただ、今回公の場でRRoDが出てしまっているところを見ても、完全に不具合が無くなったという訳でもないんでしょうね。基盤設計とかは未だあんまり変わりませんし。

騒音などはDVDを高速で回す以上、これ以上の改善はあまり見込めないので、せめて故障率に対応したバージョンは早く投入して欲しいところ。Wiiの2層読み込み不具合もなんだかなぁという感じでしたが、MSにもとりあえず電気機器として最低限の信頼性向上には努めて欲しいですね。