DS向けコンテンツ配信サービス「DSvision」が2008年3月より開始

今や国民的ゲーム機となったニンテンドーDS。すでに実用・教育ソフトなどゲーム以外での応用も様々なものがなされていますが、今度はコンテンツ配信サービスも開始されるようです。

DNPとam3、DS向けダウンロードコンテンツ配信サービス「DSvision」を2008年3月より開始

こちらは、元々ゲームボーイアドバンス向けにもスマートメディアを媒体として使った「アドバンスムービー」なるものを展開していました。専用のプレーヤーカセットをGBAに接続、ポケモンの映像などが入ったスマートメディアを差し込んで視聴する、という形でしたね。今はDSでも見られると言うことで、「アドバンスDSムービー」という名称になっているようですが。

アドバンスDSムービー | am3 アドバンスDSムービー

これに対して、今度のDS専用のサービス「DSvisin」は専用アダプターがDSカードリッジサイズとなり、記録メディアがmicroSDとなります。本体から出っ張った部分がないので非常にシンプルですね。基本セットとして専用microSD(512MB), 専用アダプター, そしてUSB超小型microSDリーダーが付いて3980円と比較的手頃。専用microSDは暗号化対策がされており、コンテンツダウンロードのためには必要とのことですが、それ以外にも汎用的なmicroSDを読み込み、PhotoViewerなどのアプリケーションを使うことも可能になるようです。

専用アダプタもすっきりとしており、メディアも暗号化気にしないなら安いmicroSDが使えます。あとは汎用的な動画再生ソフトが用意されれば、DSでのAV視聴環境も大きく向上する感じですが、その辺はコンテンツ配信との差別化が難しいので期待薄ですかね?ともかく、アドバンスムービーよりはすっきりとした形でのサービスとなるので、果たしてどの程度の売上を見込めます事やら。