TGS2007レポート(ソフト編)〜『ソウルキャリバーレジェンズ』

Wiiで発売されるソウルキャリバーの外伝的作品、ソウルキャリバーレジェンズ。自分はこれまで特にソウルキャリバーシリーズをやったことはないのですが、3D格闘でなくフィールドアクションになってWiiリモコンを使ったプレイ、とのことで体験してきました。

操作方法

操作方法としては、単純にヌンチャクスタイルですね。ヌンチャクのアナログスティックで移動、リモコンの振りで攻撃となります。攻撃としては上下左右の振り、そして突きまでちゃんと認識してますね。斜め振りはやはり難しいっぽいですが、一応下から切り上げて浮かし、コンボをつなげるということはできるようです。ちなみに説明員の話では縦切りの方が多少ダメージがでかいとのこと。ダメージは画面左下に表示されていました。

そして、ボタンの方はAボタンがターゲット変更。基本的にこのゲームは自動的に近くの敵にロックオンされ、その敵に向かって攻撃することになります。Aボタンは、そのターゲットを切り替えるときに使う感じですね。Bボタンはジャンプ。ヌンチャク側のCボタンを押すと威力の大きい必殺攻撃が出ますが、これは敵を倒してゲージをためた分しか使えないもののようです。Zボタンでキャラクタ切り替え、という感じですね。(CやZボタン関連はちょっと記憶が曖昧です。)

デモプレイ 〜 単調な一本道の内容

試遊では一応、シングルプレイと2人協力プレイが選べ、自分はシングルプレイを行いました。正直な感想、難易度がぬるすぎ、アンド単調、敵はコピペ、背景のっぺりと、「このデモのつくりはダメだろ…」という感想でしたね。難しすぎるのも何ですけど、こっちが近づいてもまともに攻撃しないとか、それはどうよって感じ。まあ、説明員も「難しくないんで」みたいなことは言ってましたけどね。

アクションとしては、リモコンをフル以外は非常にオーソドックスなもの。敵を倒し、障害物を壊してアイテムを集めて、先にすすんで最後ボス、という感じですね。ボスは大きな龍でした。ただ、近づいて斬っていると何がなにやらわかんなくなりますけどね。こっちも、必殺技を繰り返したらあっという間に終了。待ち時間は20分程度でしたが、なんとも味気ない試遊プレイでした。

2人プレイの方は、二人で協力しながら進み、橋をおろすひもを切ったり、敵を手分けして倒すなどがあったので、正直こっちの方が面白そうでしたね。

まとめ 〜 シリーズに思い入れのない人には微妙

以上のレポートでも分かると思いますが、正直自分の印象はかなりいまいちでした。グラフィックも、原色が強いというか、ケバイというか、あまり美しさは感じず。キャラもさっぱり分からないので、デモシーンとか入っても感動はなし。剣撃はそれなりに違和感無くでき、ゼルダとかのただ横に振るだけとかに比べればましですが、それだけで喜べるほど、もうWiiの操作に新鮮さは感じてませんからね。とりあえず、もうちょっと手抜き感を感じさせない作りにして欲しいな、と感じます。

もっとも、ソウルキャリバーシリーズの世界観とか、そういったところが好きな人には、いろいろキャラが出て、これまでと違った探検が出来るというのは魅力的かもしれませんけどね。果たして、どの程度売れますか。