海外Wii Zapperに「ゼルダ クロスボウトレーニング」が同梱〜$19.99で

最近ではモーションセンサー以外にもポインティングによるシューティング操作が高く評価されているWii。そのシューティング操作をよりリアリティを高めてプレイするためのアタッチメントとして、Wii Zapperなる商品が発売されます。日本では、10/25にセガからでるゴーストスカッドが最初のリリースになりそうですね。

ゴースト・スカッド (Wiiザッパー同梱版)

ゴースト・スカッド (Wiiザッパー同梱版)

上記以外の販売としては、バイオハザード アンブレラ・クロニクルでも同梱版が予定されていますね。

ITmedia +D Games:「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」でWiiザッパー同梱版発売決定

今のところ、Wii Zapper単体での発売は予定されていないわけですが、海外ではなんと、ゼルダのおまけソフト付きで販売されるようです。

「Wii Zapper」は米国で11月発売、ゼルダの弓ゲーム同梱 - ITmedia News
「Wii Zapper」、ゼルダの伝説をテーマにした弓矢ゲームを同梱へ:ニュース - CNET Japan

NOAの公式リリースは以下の通り。

NINTENDO'S NEW WII ZAPPER TARGETS FUN - Welcome to Nintendo of America's Media Site

値段はソフト付きで約$20。日本円で約2300円ぐらいですかね。ゴーストスカッドの同梱版が6279円、単体版が5040円で差額1239円なので、大体おまけソフトが1000円分という感じですかね。はじめてのWiiがちょうどWiiリモコン+1000円で売られていましたので、それと同じ形式と言うことでしょうか。Wiiリモコン同様、おそらくWii Zapperの単体も出るとは思いますが、+1000円でゼルダ付きを選ぶ人は多そうな感じはします。ゴーストスカッドバイオハザードに興味ないけど、Wii Zapperはちょっと試してみたいという人もいるでしょうしね。(逆に単体版が出ないと、「抱き合わせ販売」という批難を受けそうですが。)

「バーチャルな体験」をサポートするアイテム

とりあえず、おまけソフトにはじめてのWiiと違ってゼルダを持ってきたと言うことは、この商品はかなりゲーマーを意識した物と言うことなんでしょうね。まあ、実際メカなところはほとんどない、ただのリモコン+ヌンチャクの固定パーツにすぎないといえばすぎませんが、こうしたちょっとしたパーツでもリアル感が変わるものでしょう。実際、すでにWii Zapperライクな商品が出ており、結構高評価みたいですしね。

サードパーティ製「ガンアダプター」が早くも登場 - 不定期連載 ゲームグッズ研究所【第127回】

もっとも、上記記事でもありますが、モーションセンサーを使った動きとはちょっと相性が悪いようです。このあたりは、以前同様のパーツ(販売元が違うだけ?)の製品を紹介したときに自分が感じたことと同様のようです。

わぱのつれづれ日記 - バイオハザードにうってつけ?!「Gun Hazard for Wii」

狙いをつけるときも、ポインタのずれなどを考慮してもどっちかというと腰で構えて打つショットガンスタイルがあっていそうですよね。特に、Wii Zapperでは前の方にも握るところが用意され、Bボタン=銃撃という感じが基本になりそうですし。

とりあえず、Wii Zapperという公式のアイテムが出てきたことで、今後Wiiで出るFPS、TPSなどは、このWii Zapperでも遊べる操作系を搭載してくるようになるでしょう。そうなると、Wiiにおけるシューティングスタイルというのが、ある程度統一されてきて遊びやすくなるかもしれませんね。ただ、できればWii Zapperなしでも遊べるように、キーコンフィグ機能はしっかりケアしたゲーム作りをしておいて欲しいところ。すでにバイオ4WiiがWii Zapperなしでも十分高い評価を受けているわけですしね。

基本的にはマニア向け製品であるイメージのWii Zapperですが、ゼルダのおまけを付けることでどの程度広めることができるか。この手の後出し周辺機器はなかなかうまくいかないのがゲーム機のジンクスとしてある訳なので、任天堂もチャレンジングな戦いになるでしょう。日本でも同様の戦略がとられるのか、任天堂の発表を待ちたいと思います。