戦国無双KATANA プロモーションムービー
任天堂ソフトが目立つWii。そんな中ドラゴンクエストソードがサードではやっとスマッシュヒットとなっている感じですね。一方そのDQSと同様の一人称視点で剣を振るうソフトとして、KOEIの戦国無双KATANAがあります。そのプロモーションムービーがYouTubeに上がっているようです。
「Wii:戦国無双KATANA」トレーラーYoutubeに|ゲームの裏話
ガンシューティングライクな操作性〜モーションは微妙か
映像を見たところ、やたらポインタが出ていますね。的にもマーカーが出ていたりして、なんか剣を振るゲームと言うよりは、ガンシューティングのような感じです。
ちなみにKOEIのページを見ると以下のような説明があります。
ポインタで相手を狙う「通常攻撃」、コントローラを振る「チャージ攻撃」、ヌンチャクを振りまわす「無双奥義」など、誰もが簡単にアクションを楽しめる。また、実際に走るように振る「疾走」、遠くの敵を撃つ「狙撃」、手綱とムチに見立てる「騎乗」など、多彩なアクションを駆使することも可能。
戦国無双 KATANA - GAMECITY [コーエーカタログ]
これを見ると、通常攻撃は本当にポインタでのシューティングみたいですね。こりゃ、剣アクションというよりまさにガンアクションみたいです。もっとも、Wiiリモコンとシューティングの相性がいいことはバイオ4Wiiでも実証されていますので、やってみるとこれはこれで楽しいのかもしれません。また、ヌンチャクも使うようですが、果たして移動がどうなっているのかとか、二刀流とかもあるのかとか、ちょっと興味はありますね。とりあえず、DQSよりは多彩な攻撃パターンになってそうです。堀井雄二氏が迷いながらも最終的に諦めたヌンチャクスタイルでの剣撃、それの使い勝手はどうなんでしょうね。
とはいえ、映像を見る限りだと敵の数もメチャクチャ多いという感じもなく、何よりもやられモーションが皆同じなので、倒されているシーンがちょっと滑稽に見えてしまいますね。ギャグっぽいというか。グラフィックよりもその動きモーションの方が気になる感じです。
YouTubeでの反応〜意外と好意的?
ただ、YouTubeのコメントを見てみると、結構好意的なコメントが多い感じがします。
「クールだ!」「北米でも出してくれ!」といったコメントが見受けられますね。たしかに、戦国無双のような、「おかしな日本の歴史世界」というのは、アメリカ人が好きそうな印象はあります。日本よりもむしろ北米の方がうけるかもしれませんね。
一方で、「疲れそう」「難しそう」というコメントもあります。意外と日本ではWiiのソフトに対して「難しそう」というコメントはあまり聞かない感じがするんですが、この辺は何か感じ方に違いがあるんでしょうかね?
初出時の悪印象を払拭してヒットなるか?!
以上見てきた戦国無双KATANAですが、最初は戦国無双Waveという名前でトレーラーが公開されており、このときは結構酷評されていましたね。
その後、発売予定から消え、名前を変えて再出発、いろいろ工夫の跡はうかがえます。ただ、ドラゴンクエストソードも工夫した割には賛否両論なところがありましたし、この戦国無双KATANAがどの程度チューニングできているか。Wiiでの剣撃アクションゲームの可能性を問われる作品になるかもしれませんね。
発売は9/20ということで、おそらく東京ゲームショウでもプレイアブル出展されるでしょう。できれば実際に触って試してみたいなと思います。