PS3で医療に貢献〜「Folding@home」支援プログラム提供へ

動きの少ないWiiに対して、ちょくちょくネタを提供してくれるPS3。今日はPS3に搭載されているCellを、医療における解析などに活用してもらえるプログラムが提供されることが発表されました。

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今月末に提供されるファームウェアを適用すれば、自分のPS3の空き時間を、医療などの解析に利用してもらえるようになります。ゲームがあまり提供されてない今の内は、世界貢献ができるということですね。

とはいえ、この分散コンピュータに貢献しようと常にPS3をつけているとなると、相当な電気代となります。
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上記エントリのコメント欄でちょっと触れていますが、PS3をフルで24時間動かし続けると、実に年間37,311円となります。まあ、本気で医療貢献を考える方からすれば、この程度の電気代は安いものかもしれませんね。

今後は、こうした医療貢献だけでなく、ネット対戦ゲームの重い処理を分散するとか、Homeに参加している人の間で分散処理してデータやりとりするとか、その手の話が本当に実現できると夢がふくらむ感じですね。