コーエーがWii向け新作RPG「オプーナ」発表

ロンチ以降、これといったタイトルが発表されないWii。そんな中、先日同じくソフト不足のPS3ガンダム無双を提供したコーエーが、Wii向けの新作RPGオプーナ」なるタイトルを発表しました。

コーエー、今の時代を現わすRPGを目指す。アルテピアッツァ開発のWii初のオリジナルRPG「オプーナ」
その名も『オプーナ』! コーエーがWii用新作RPG発表会を開催 / ファミ通.com

雰囲気は、かなり明るく、ポップな感じですね。先日のモンスターワールドのレビューで述べたように、こういった雰囲気は嫌いではありません。PSでもポポロクロイスとか大好きですからね。
ただ、このオプーナはちょっとキャラがシンプルすぎる印象はします。その割に鼻の穴はあるのが、ちょっとかわいらしく無い感じ。コンタクトみたいに、ポポロの福島敦子さんを採用してくれたらうれしかったのになぁ、と思うところです。

背景や戦闘シーンなどを見ると、マリオギャラクシーと同様、光り方が淡い感じで、Wiiの光源処理能力をかなり活用している印象。SFネタなので、どことなくファンタシースターっぽい雰囲気も感じますね。

操作はヌンチャクをはじく操作で行うRPGということで、なかなか斬新みたいです。全ての操作がヌンチャクだけで行える、と言ってますが、そもそもヌンチャクはWiiリモコンとつなぐわけで、その間リモコンはどうするんでしょう?クラコンみたく床や机に転がしておくんですかね?リモコンのみならともかく、ヌンチャクのみ、というのはどこまで意味があるんでしょうね。

しかし、それにしてもコーエーのシブサワコウに堀井雄二まで登場と、なにやら大作発表かのような感じ。このおばさんはガンダム無双の時に「全世界でダブルミリオン」とか吹いていましたが、今回もなんかうさんくさいイメージはしてしまいますね。制作のアルテピアッツァコーエーの小松社長は「まず50万本、その後は100万本を目指したい」としていますが、新ハードの新作RPGでそれは相当困難な目標設定ではないでしょうか?

まあ、それでも今のところこれといった新作タイトルがないWiiとしては、貴重な球の1つとはなるでしょう。特にゲーマー向けに見えないこの新作RPGがどの程度の販売数を上げられるのか。コーエーの手腕をとくと拝見と言うところでしょうかね。