GDC2007でPS3「Home」映像公開!

先日のエントリ「驚愕の発表あり?!〜GDC2007で宮本茂氏とSCEハリソン氏が基調講演」でも紹介していた、SCEハリソン氏の基調講演が開始されました。それに併せて、すでに大きく情報が漏れ聞こえており、エントリ「次世代ゲーム機のホーム機能について」でも触れたPS3の目玉機能「HOME」の映像が公開されたようなので紹介しておきます。

PlayStation 3 - GDC 07 Home Trailer HD (高解像度版)

以下はYouTubeに転載されたもの。(できれば上の高解像度版を見て欲しいところです。)

いやー、これはすごいグラフィックですね。キャラの顔の細かいディテールまで調整できたり、その他の家具などを自分でアレンジできるところも非常にリアルです。発想的には特に目新しいものはないのですが、このグラフィックとスケール感は相当なものです。これがただでプレイできるなら、PS3キラーコンテンツの1つになるかもしれませんね。ボウリングの映像などもあったので、仮想空間内でWiiSportsみたいな光景が繰り広げられるのかもしれません。

ただ、現状ではキャラの動き、表情、造形がちょっと海外仕様過ぎるかもしれませんね。やたら踊っているダンスとか。アジア向けにどの程度のアレンジがされるか、日本のSCEスタッフの手腕にかかっているかもしれません。Xbox360もそのうち真似してきそうではありますね。Wiiはやはりぶつ森がらみで何かやってくる感じでしょうかね。この先の展開が楽しみです。


P.S.
講演に合わせて、GAME Watchでも即座に記事が公開されました。

SCEA、GDC2007の基調講演でPS3用の新作・サービスを発表。3DCGを使ったコミュニケーションサービス「Home」など

どうやら前日にメディア向けには発表があり、それで記事は作成していたみたいですね。

ゲーマガblog: 【GDC】謎のパーティーに潜入!?

今日は1日各種マスコミでこの話題が報じられるのでしょうね。

GAME Watchの記事を見ると、サービスは無料で春にもβテストが行われるようです。おそらく、まいにち一緒と同じで家具などを有料で販売するのかもしれませんが、そのあたりはまだ触れられてませんね。操作画面として「バーチャルPSP」が出てくるのは、ちょっと笑える演出です。そのうち、PSPのリモートプレイを使って本当にPSPで操作できるようになるかもしれませんね。
他にも「LittleBigPlanet」というゲームも紹介されており、まるでクレイアニメを自分で自由に動かせるような、そんなゲームみたいですね。段ボールの質感がすばらしいです。こちらも次世代機クオリティを感じさせてくれるグラフィックで、興味深いですね。

ちなみに講演の様子は、1upの方で英語で実況されていました。
GDC Blog 2007's 1UP Blog: GDC Liveblog - Phil Harrison on Game 3.0