桜庭VS秋山戦顛末

昨年の大晦日に開催されたK-1 Dynamite。PRIDEが黒い噂でフジテレビが契約を切り、唯一の格闘技の放送となって視聴率もなかなかたかったようですが、自分は珍しく紅白を見たりしていたので、TV放送を見ず、試合の結果とかも特にチェックしていませんでした。

しかし、自分が無関心でいるうちに、世間ではメインの桜庭VS秋山戦で一騒動が起きていたようですね。ちょくちょくお世話になっているRistrettoさんのブログでその顛末について記事が掲載されてます。

Rambling Man 桜庭vs秋山はノーコンテスト

猪木ボンバイエが引き抜きや契約問題で破綻、PRIDEが暴力団とのつながり疑惑に続いて、今度は選手側が失格ですか。ボクシングの亀田も暴力団関連で色々騒がれていますし、なんでこう、格闘技界はドロドロとしたものが多いのでしょうか。格闘技好きとして悲しくなってしまいますね。プロレスを八百長八百長と過度にけなしてリアルなファイトで人気を集めていたのに、より一層汚い世界を見せつけたんでは、格闘技の嫌なイメージばかりが広がってしまいますよ。

一時期みたいな熱狂的な盛り上がりが無く、絶対的なスターもいなくて運営側も必死なのかもしれませんが、だからといってこんなことばかりでは、ゲーム業界ではないですがどんどん縮小していくだけではないでしょうか?今回の秋山選手への裁定も、グローブは問題なく、クリームも故意ではないとしながらも、失格でギャラ没収。厳しいのか厳しくないのかよく分からない感じです。そりゃ桜庭選手が「処分に納得できない」と言うのも分かるというものです。


自分が格闘技に求めるのは、とにかく「すごい!」と思える、熱い試合です。話題性などだけでなく、その格闘そのもので自分たちをもっと楽しませて欲しいものです。