Wiiのバーチャルコンソールで使えるコントローラ

12/2発売のWiiの中で、現時点で実は一般層にかなり需要が高いのが「バーチャルコンソール」。Wiiがまだレボリューションと呼ばれていた頃、E3 2005で一番最初に判明した特徴的機能でしたので、そのイメージが意外と浸透しているのかもしれません。
レボリューション
Wiiリモコンによる斬新な操作性が一番の特徴なのは間違いありませんが、「ファミコンとかの昔のゲームができる」というのが、特にファミコンミニなどに飛びついたファミコン世代でも分かりやすいことは確かでしょう。


そんなバーチャルコンソールですが、基本的にプレイする場合はクラシックコントローラという、Wiiリモコンに接続するコントローラを使用することになっています。
コントローラ - Wii

クラシックコントローラ単体で1800円、現在発表されている内容では、バーチャルコンソールのゲームを買うための「Wiiポイントプリペイドカード」の5000ポイント分とセットものが5000円で発売されることになっています。

GCコントローラは基本的に使用可能、ただしソフト次第

とはいえ、せっかくWiiにはGCコントローラ用のコネクタが本体に付いており、GC所有者はそれが使えないか、と思うのは自然なことでしょう。これについて、今月のニンドリの質問コーナーにQ&Aがあったので紹介しておきます。

Q バーチャルコンソールは専用コントローラがないと遊べないの?
A ソフトによって異なります。クラシックコントローラバーチャルコンソールのソフトを快適に遊べるように開発したものですが、例えばファミコンソフトであればWiiリモコンでも遊べるようになっています。また、スーパーファミコンのソフトでも、Wiiリモコンで同じように遊べるものもあります。それ以外のソフトでも、ゲームキューブのコントローラがあれば、N64ソフトも含めてほとんどのタイトルがプレイ可能になります。ただしこれは任天堂ソフトの場合であって、他社さんのメガドライブPCエンジンなどのソフトの場合、タイトルによって異なりますのでご注意ください。

Nintendo DREAM (ニンテンドードリーム) 2006年 12月号 [雑誌]

以上のように、GCコントローラがあれば、基本的にはファミコンスーファミN64と遊べるようです。ただし、結局どのコントローラが使えるかはソフト販売メーカーに決定権があるようです。クラシックコントローラは基本的に全てのゲームでなんらかの形で使えるとは思いますが、GCコントローラはゲームしだいだと。

オリジナルコントローラ対応の実現可能性は?

以上、クラシックコントローラGCコントローラで大体プレイできることは分かりましたが、できればオリジナルと同じ感覚で遊びたいので、オリジナルのコントローラでプレイしたい、という方も多いでしょう。個人的にも、ファミコンWiiリモコン横持ちでいいので、ニンテンドウ64は64のコントローラを使わせ欲しいところです。途中で止まってしまった時のオカリナとかやりたいので。とくに64はコントローラが特殊ですし、クラコンに振動機能がつくかどうかも不明なので、N64の振動対応ゲーム用にも是非対応させて欲しいものです。

メガドライブなども、格闘ゲームなどではメガドライブ2付属の6ボタンコントローラの方が操作しやすそうです。それ以外にも、ここのプラットホームに愛着を持っており、現在テレビにつなぐことは無くとも、コントローラぐらいは持っている人もいるでしょう。そうしたコントローラもつなげるようなアタッチメントの発売を切に希望します。この手のことが得意なHORIあたりに期待したいものです。最悪、海外メーカの非公式ものでもいいですが。

復刻版コントローラとかでもいいですけど、それをやるとぼったくりという人もいるでしょうしね。できれば安価なソリューションを提供してほしいところです。

WiiゲームでのGCコントローラ利用についてもソフト次第?

あと、GCコントローラについては、「Wiiのゲームでクラコン代わりに使えるのか?」という疑問は未だ残っています。ちょうど、ニンドリ9月号のQ&Aで取り上げた疑問点ですね。
わぱのつれづれ日記 - ニンドリ9月号 ピックアップ

ただ、VCがソフト次第、という判断であればWiiでもソフト次第という可能性が高そうですけどね。クラコンに振動がないならばGCコントローラの方が機能が高いように思いますし、できる限りクラコン対応ゲームはGCコントローラも使えるようにしておいてほしいものです。


PS3の情報公開の少なさも問題ですが、Wiiもまだ情報が足りないところが残っています。ゲーム履歴とかもどうなったのか、まだ分かってないですしね。Wii.comやWiiインタビューで順次公開されていくとは思いますが、予約開始前にできる限りの情報を早めに公開して頂きたいものです。