ニンテンドーDS Lite新色「ジェットブラック」発売
昨日はニンテンドーDS Liteで主に男性ファンから熱い期待を寄せられていた新色ジェットブラックの発売日。未だ品薄が収まらないDS Liteだけに、また手に入れにくい状況となるかと思いましたが、案の定かなりの行列となったようです。
池袋は400人! 魔性の色、黒いDS Liteに惹かれてビックカメラに長蛇の列! / ファミ通.com
ニンテンドーDS Lite"ジェットブラック"発売に、ヨドバシAkibaは店内239歩分の行列が! / ファミ通.com
やはり男性ファン多し! オープンまえから200人以上が並んだ! / ファミ通.com
今回もアキバでは大行列! 「ニンテンドーDS Lite ジェットブラック」が本日発売
上記のような量販店では、入荷台数も相当多いだけに、朝から並べば購入できる可能性は高いですからね。だから、小さな店を回るぐらいなら最初から大きい見せに朝から行く、というのを選ぶ人も多いのでしょう。しかし、それでも毎回新色のたびに行列ができるというのは、本当にすごい商品ですよね。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2006/08/24
- メディア: Video Game
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上記状況を見ると、惜しいなと思えるのはFF3DSが全国的に品切れなこと。ジェットブラックは男性への人気が高い色なだけに、購入層もFF3DSとかなりかぶっているところがあると思います。ジェットブラックとFF3を併せて買おうと思っていた人にとっては残念な結果になったのではないでしょうか。昨日だけで、ジェットブラックと一緒に楽に10万本ぐらい売れそうな気もしたのですが。機会損失がもったいないですよね。自分も評判のよさを聞いてFF3を買おうかなと思ったのですが、近くの店はどこも売ってませんでしたし。今週分の出荷を前倒しした影響でしょうね。次回出荷は9/8頃と噂されています。
FF3が引き起こした品切れ騒動には、やはりFF7DC、FF12、聖剣伝説DSと連続して在庫をだぶつかせ、値崩れを引き起こしてしまったことが大きく影響しているのでしょう。小売りも値崩れ軽快で受注数をしぼっただろうし、スクエニ自体も大きく数をつくることができなかった。ROMの生産が全体的に追いつかないとかの理由ももしかしたらあるのかもしれませんが、やはりスクエニがしでかした過去の失敗が響いて来ている気がしますね。質を重視せず、とにかく初動重視でだまくらしてでも売ろうとするからこうなるわけで、因果応報と言えるでしょう。もっとも、FF3DSの評判はよかったみたいなので、次のDQMJなどは結構な受注があつまりそうではありますが。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2006/09/02
- メディア: Video Game
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- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2006/09/02
- メディア: Video Game
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一方、FF3がなかった分、同日発売のもぎたてチンクルや超操縦メカMGなどはジェットブラックの恩恵にあずかっているのかもしれませんね。特にもぎチンの方がw。マーヤさんのところでも、PSUについで2番目の売れ行きになっているっぽいです。
ちなみに、この両方のゲームについてはNOMにてインタビューなどが掲載されてます。
任天堂マガジン表紙・N.O.M 2006年9月号 No.98
超操縦メカMGのインタビューでは、「超操縦」というネーミングが岩田聡社長の案だということが判明。
1-2. 『超操縦メカ MG』開発スタッフインタビュー
地球防衛軍でも有名なサンドロットが企画書を通して任天堂のソフトとして開発している形で、岩田社長からアイデアが出てくるというところが、やっぱ普通の会社とはちがうよな、と感じさせられます。
また、もぎたてチンクルの方のインタビューがまた秀逸。座談会形式で、ほぼ日っぽいページ作りですね。
2-2. 『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』開発スタッフインタビュー
内容がまたひどいすごい。もう、お互いにぶっちゃけまくりです。任天堂の担当が変わりまくっているとか、苦節3年とか、部屋が座敷とか、もうざっくばらんに語られてます。このインタビューを見る限り、任天堂社内でもかなりの抵抗があった問題作だったようですね。そりゃ、任天堂のイメージからするとあまりにぶっちゃけてますし。でも、その分ファンとしては任天堂の懐の深さを感じているわけですけど、社内では当然抵抗感を持つ人もいたってことでしょう。でも、最終的にはOKになっているということは、岩田社長や宮本氏もGOを出したってことでしょう。
そして、読んでみれば分かりますが、任天堂のスーパーバイザー白川真理さんが面白すぎw。ビジュアル的にはかなりの美人のようなのに、その発言内容がぶっ飛んでます。これはこれで任天堂の懐の深さを感じますね。マジカルバケーションでもスーパーバイザーをしており、売り上げはふるわなかったわけですが、はたしてこのもぎチンがどれほど売れるか、興味深いですね。
『マジカルバケーション 5つの星がならぶとき』開発スタッフインタビュー
今月末には、いよいよポケモンがひかえてます。それまでDSの好調がどのように推移するのか。ポケモン発売時にちゃんとソフト、ハードとも数を用意できるのか。売れすぎていることが不安要素という、あり得ない状況のDS。Wiiへつなぐ意味でも重要な時期ですので、失態を犯さないようにしてほしいですね。