レアな展示が盛りだくさん!〜ニンドリ博レポート〜

任天堂ゲーム専門誌「ニンテンドードリーム」が旧64DREAMから数えて10周年ということで企画された「ニンドリ博」。昨日から2日間の開催でしたが、自分は最終日の今日、会場に行ってきました。
ニンドリ・ドットコム〜ニンドリ博のご案内〜

会場は、東京メトロ東西線 竹橋駅から直結しているパレスサイドビルの中。改札を出てすぐのところには案内の張り紙がされていました。このビルには毎日新聞関連の企業が多く入っているようで、ニンドリ博も毎日コミュニケーションのカンファレンスルームで開催されていました。


以下、具体的な展示内容などを、写真を交えてレポートしていきたいと思います。

○会場中央 物販・イベントスペース

会場入り口ではスタッフの方がお出迎え。入ったすぐのところに、大きなホワイトボードに書かれたニンドリ博専用の手書きイラストがどーんと迎えてくれます。


会場はいくつかの部屋に最初の部屋はニンドリ関連の書籍販売やドッツなどのゲーム関連商品の販売、そのほかちょっとしたイベントブースなどが設置されている感じで、割合広々とした感じ。奥の方では、ボードゲームなどを来場者が楽しめる空間になっていました。


また、部屋入ってすぐのところはちょっとしたイベントスペースになっており、自分が言ったときは生でホワイトボードにイラストを描くという、「ニンドリライブペイント」というものをやっていました。



○会場右 レアグッズ・バックナンバー展示スペース

一方、入って右の部屋が、メインの展示会場。ここでは、部屋の右半分がレアグッズコーナーと色紙・読者イラストの展示、左側のスペースは過去のニンドリバックナンバーの展示・閲覧コーナーとなっていました。すし詰め状態と言うほどではありませんが、非常に多くの方が展示物をごらんになっていました。女性の方が多かったのも印象的でしたね。

▽レアグッズコーナー

まずは、右側のレアグッズ展示コーナーの方から紹介していきましょう。

こちらでは、ニンドリが所有する、さまざまな任天堂関連グッズが目白押し。どれもレア度が非常に高いものばかりで、見ていてドキドキしてしまいました。以下に、そこで見かけた面白い物品をいくつか紹介しましょう。

・記念色紙

レアグッズの展示にあわせて、壁際に展示されていたのが、ニンドリに送られてきたクリエーターからの記念色紙の数々。どれも手書きの質感を生で味わうことができて感動的でした。




・レアグッズ

レアグッズの数々はいくつかのショーケースに分けて展示されていました。ニンドリオリジナルグッズからサードのグッズ、クリエーターのサインやオリジナルイラストなど、その名のとおりレアなアイテム盛りだくさん。さすが、ゲーム雑誌だけある、という感じでした。ここでは、その展示の一部を写真で紹介します。







・読者イラストコーナー

読者イラストコーナーが充実しているのもニンドリの特徴の一つですが、その過去10年分の読者イラストの数々が、実際に投稿されたはがきそのもので一挙に展示されていました。手書きのもの、パソコンで描いたものを光沢紙に印刷したものなど様々ですが、そうした素材の違い、筆遣いや微妙なタッチなども間近で見ることができてとても面白かったです。どのイラストも非常にクオリティがたかったのですが、以下ではその一部だけ紹介しておきます。







・歴代ゲームボーイコーナー

部屋の右手前奥のスペースでは、猿楽庁の仲田シレンさんという方が趣味で集めてらっしゃる歴代ゲームボーイを一挙に展示してありました。様々な色違いから、雑誌などの限定モデル、懸賞でしかもらえない本体など、よくぞこれだけ集めた、という内容になっています。



任天堂歴代おもちゃコーナー

こちらのコーナーでは、任天堂が過去に発売した数々のおもちゃの実物を展示。ファミコン以前のものも多く、話では聞いたことはあったものの、実物は見たことがなかったものばかりで貴重な体験となりました。





ちなみに、このラブテスターは開催の最後の頃、実際に実演もされていました。夫婦なのに数値が低かったり、関係ない男女で数値が高かったりと、いろいろ盛り上がっていました。(ちなみに、ニンドリで4コマを描かれており、ゼルダコスプレでも有名な美鈴秋さんがマリオと実演してましたw。)


・バックナンバーコーナー

部屋の左半分はバックナンバーのスペースとなっており、自由に過去の64DREAM、ニンドリを読むことができました。64の当時は自分はセガサターンユーザだったので特にこれら雑誌を読んでいなかっただけに、なかなか貴重な機会でしたね。64の頃の宮本茂氏のロングインタビューなどもあり、今見てもいいこと言っているなぁ、と感心して読んでいました。時のオカリナのインタビュー記事なども、いかにして今までにないゲームを作り上げたか、という秘話をたくさん語られていて読み応えがありましたね。
会場には、座って読むためのテーブルも多数用意されており、実際にここで長時間読みふけっている方も多数いらっしゃいました。自分も、できれば昨日から来て読んでいたかったぐらいですね。

○会場左 ゲームイベント・交流スペース

会場の左側のスペースは、来訪者に開放された空間となっており、ここではGCスマブラが体験できるようになっていました。自分が行ったときにはちょうどスマブラの大会の真っ最中。みんながかけ声をかけたり、対戦の展開に応じて「危ない!」とか「おぉ〜〜!!」とか歓声が上がり、大変な盛り上がりを見せていました。



また、それ以外にも多数テーブルと椅子があるスペースで、さらに奥の大きな会議スペースまで来場者に開放されていました。このため、非常にゆったりとした雰囲気で、多くの来場者がニンテンドーDSピクトチャットなどで遊んでいる光景が見てとれました。

○その他 〜スタッフ・イラストレーター〜

その他、会場では実際のニンドリスタッフの方、イラストを描かれている方が多数いらっしゃいました。上記のラブテスター実演など、ゼルダ姿で目立っていた美鈴さんの他、ニンドリのサオヘン編集長、GAME Watchでトリオンキューブの特別マンガ・スペシャル企画「気持ちよさ連鎖パズル トリオンキューブ」なども描かれていた
はやのんさんなど、いろいろと誌面で名前を見かける人を実際に目にすることができ、なにか不思議な感動を覚えました。イラストレーターさんのページは以下のところです。

はやのんさん
はやのんWEBサイトhayanon.jp
美鈴秋さん
So-net blog:美鈴の冒険日記2004/12/6


実際、上記の方々は、会場のいろいろなところで来場者からサイン責めとなっていました。そういう自分も、たまたま持参していた今月のニンドリに、はやのんさんのサインをして頂きました(一緒にはやのんさん手製シールも頂きました。感謝)。

○まとめ 〜あたたかみを感じられるイベント〜

以上、いろいろな写真と共に紹介してきましたが、全体の雰囲気としては非常に「あたたかみのある」イベントだったように感じられます。スタッフの方と来場者の方も自然にコミュニケーションをとられており、終始和やかなムード。来場者も、女性の方の割合も多く、男性の人も大学生ぐらいを中心に幅広い年齢層がいました。だいたい細身の方ばかりで、皆さん落ち着いた印象でしたね。会場内でも、急にイベントが行われたり、おもしろい映像がモニタで流されたりと、緩やかな時間の流れの中、柔軟な展開がされていたように思います。
今回は10周年の記念イベント言うことでしたが、非常にいい雰囲気のイベントで下ので、今後も機会があればこうしたイベントを開いて頂きたいな、と思います。


P.S.
insideさんのところでも詳細なレポートが出ていますね。
ニンドリ博レポート - Nintendo iNSIDE
自分が触れていないところも網羅的に紹介されていますし、展示物の紹介などの知識も豊富ですね。また、トラックバックでは他にもいろいろな方のレポートがあり、自分が紹介したもの以外にも、多くの画像や解説をされているところもあります。よかったらごらんになってみてください。