任天堂プレスカンファレンス in GC2006

今日は、ドイツで開催されているヨーロッパ最大級らしいゲームイベント、Games Convention 2006で任天堂のプレスカンファレンスがありました。発表会の内容は、insideさんのところで海外ニュースサイトの実況をリアルタイム和訳されたものを公開されています。
プレスカンファレンス「Wii prove our promise」テキスト中継 - Nintendo iNSIDE

E3以来の大きなイベントと言うことで、Wiiについての価格や発売日などの情報が出るのでは、という淡い期待も持たれていましたが、結局これといった大きな発表は無かった模様です。基本的にはE3などで発表された内容やDSの移植作の紹介という感じでしょうか。

ただ、Wiiについては、新作が2作、新たに明らかになっています。一つはGCスーパーマリオストライカー』の新作である、"Mario Strikers Charged"、もう一つは同じくGC『突撃!ファミコンウォーズ』の続編、"Batallion Wars 2"です。どちらも、講演の前からある程度情報は流されていたようですね。ともにゲームキューブのゲームの続編で、Wii自体グラフィック面ではさほどGCから大きく変わっていないので、正直あまり目新しさは感じません。そもそも、自分はGCを持っていませんし、それの続編だと言われても、正直特に感慨はないですね。


講演で流れた"Mario Strikers Charged"の映像は以下のところでYouTube動画が公開されています。
Go Nintendo » Blog Archive » Mario Strikers Charged conference video- What are you waiting for?
見ると、基本的には通常のフットサル形式のサッカーで、シュートの時に特別なアクション要素があるようです。通常のフィールド画面の操作をリモコンでどのように行うのか、気になるところですね。そもそもWiiリモコンは一人称視点には強そうですが、このサッカーのように左右への平面での動きだとそれほどメリットを感じないように思うのですが。選手やボールをポインティングで動かすことのメリットがあるんでしょうね。シュートシーンだけ別シーンなのも、何かDSのようにインタフェースをいかすように無理矢理ミニゲームをくっつけているような印象もうけます。
また、せっかくのWiiという新世代機で、これまでマリオは正当後継しかなかったのに、ここに来てGCのマリオスポーツゲーの続編というのはちょっとがっかりです。そもそも、自分がマリオあんまり好きじゃないこともありますが、サッカーを出すなら是非ともマリオなんてキャラものに頼らず新規に出してほしかった。
まあ、そっちの路線はWiiSportsで十分ということですかね。今週のニンドリで「GCのゲームをWii操作に対応させ、安く売るのもいいかも」とか宮本茂氏が言っていたので、そういった流れの一つなのかもしれません。


とりあえず、なかなかWiiの新情報が出てこない状態ですが、発売までそろそろ2ヶ月あまり。PS3に対策を打たれないよう慎重なのかもしれませんが、もうちょっと情報を出してほしいところですね。未だに、Wiiゼルダの日本版タイトルさえ発表されてない訳なので。