W杯 3位決定戦 ドイツ ポルトガルを圧倒

W杯もいよいよあと2試合で終了。日本の早々の敗退で国内では盛り上がりに欠けましたが、正直決勝トーナメントの方が個人的にはレベルが高くて面白いですね。世界トップレベルでのプレイをこれだけ短期間に密に見たことはこれまで無かったので、だいぶ為になった感じです。
さて、3位決定戦はドイツとポルトガルだったのですが、ドイツはGKにオリバー・カーンがいよいよ登場。実際の試合の中でも、非常に好セーブを連発していました。前半、一対一になったときも、なぜ読めるのか分からないぐらいうまく相手のシュートコースを読み止めていましたし、後半もクリスチャードロナウドの無回転で落ちるFKを瞬時に反応して止めていたところなどは、さすがだなぁと思いました。無回転のシュートは、ドイツの先制点もそうでしたし、川口がブラジル戦で入れられたミドルシュートもそうでした。野球で言うナックルと一緒で、一見とれそうなんだけど、実際には不規則に曲がる分、GKも対応が難しいのでしょうね。
この試合では、日本の上川主審がジャッジをしていましたが、ある程度無難にこなした感じ。一部シミュレーションらしきものを過剰にファールを取っていたようにも見えましたが、前半最後の方のクリスチャードロナウドのあからさまなシミュには反応しなかったのはよかった。だって、相手にふれてもいず、しかも飛びながら上川主審に向かってアイコンタクトとってましたしねw。副審は露骨な誤審（CKをゴールキックと判定）が一度あったので何ですけど。
3位決定戦自体は、やはり多少緊張感が欠け、消化試合っぽい雰囲気もありました。あとはいよいよ決勝。下馬評では実力的にはイタリア有利とされていますが、やはり自分の中では今回はイタリアは悪役。ジダン率いるフランスに頑張ってほしいですね。リベリの運動量にも期待です。