ニンテンドーDSLite、アイスブルー・エナメルネイビーの発売日延期 - Nintendo iNSIDE

昨日、白以外延期した方がいいかも、と言っていたニンテンドーDS Liteですが、本当に延期しやがりましたです。
「ニンテンドーDS Lite」アイスブルー、エナメルネイビー 発売日延期のお知らせ - Nintendo
任天堂HPの方はひっそりと発表されている形ですが、Touch-DSの方は結構大々的に公知してます。
「ニンテンドーDS Lite」アイスブルー、エナメルネイビー 発売日延期のお知らせ
ついでに、Touch-DSでのCM公開も自粛しているようです。とはいえ、TVのほうはそう簡単に自粛出来ないみたいで、少なくとも今日の分はそのまま放映されているようですけど。明日以降はどうなるんだろうな。


しかし、まあ、何ですね。こうゴタゴタされると、さすがに萎えますな。本当だったらwktkして楽しみに待つはずのDSLiteが、一つ一つマイナスの情報が出るたびに振り回され、ぐったりと疲れる始末。2chDSLiteスレをずっと見ている訳ですけど、その雰囲気も非常に悪いですしね。転売、詐欺などのネタも横行してますし。
1月、2月をなんとか我慢していた人も、「待てばもっと性能のいい新型が買える」ということがあったから、待てたと思うんですよ。それが、3月になっても、新型発売日を過ぎても潤沢に出てこない、となると、正直萎えますよね。また何週間もまたされるのか、と。


任天堂としても、いろいろがんばっているのは分かるんですよ?新型を前倒ししたり、航空便にしたりとか。でも、結局、すべての点において無理が出てきちゃってる感じですよね。ある意味、年末年始のバカうれは、任天堂にとって分不相応なものだったのかもしれません。最近のあっぷあっぷな生産体制、品質不備などを見ているとそう見えてしまいます。任天堂の品質がこれまで非常に高かったのは、内部的な基準が厳しいだけで、純粋な生産管理能力自体は、ソニーや他の会社とたいして変わらなかった、ってことなんでしょうね。今までは十分なスケジュールで製品展開していたから表面に出てきませんでしたが、今回は不測の事態でそうした態勢がとれなかったですしね。

まあ、それでも、最後の最後の段階になって、品質が劣るものをそのまま出してしまうか、発売日をずらしてでも出荷しないかの判断で、発売日をずらす当たりは、任天堂らしいとは言えますけどね。ソニーPSP初期不良満載で堂々と出しちゃってもましたから、その過ちは繰り返さなかったといえるでしょう。


しかし、ニンテンドーDS Liteは完全に任天堂にとって諸刃の剣になってしまいましたね。たしかに軽く、薄く、明るくなったことは非常に大きなメリットではあります。デザインも大分よくなりました。けれど一方で、現時点では値上げ状態、デザイン性を重視しすぎてPSPみたく指紋べったり&汚れやすい仕様、出荷追いつかない、旧型DSの生産も圧迫、と様々な負の面を生み出してしまいました。松嶋菜々子CMの効果も、さすがに大分収まってきてはいますし、そうした状態でこういったぐだぐだをみせられると、任天堂に対して抱いていた幻想が一気に冷めるような感じがしてしまいます。


結局、ショップからの連絡を待つこともなく、発売日にDSLiteを予約購入することは出来なくなった訳です。これを機に、DSLite購入を見送るかどうかを真剣に検討したいと思います。忍さんが言っておられるように、既にTouchTryDSの体験台でDSLiteの画面、操作性は体験してますから、新鮮な驚きはすでに無いんですよね。ネイビーの表面は色が微妙だし、白は汚れやすいし、GBAは出っ張るしと、DSLiteそのものにもいろいろ欠点があることも分かってきました。
「ニンテンドーDS Lite」3月2日発売はクリスタルホワイトのみに変更|忍之閻魔帳
まだ旧DSも持っていない人は、新型をもちろんおすすめしますが、旧型DSユーザは、まじめに本当にこれを買うべきかどうか考えてみてもいいように思います。