DS売れすぎで…任天堂、品切れのお詫び掲載 - Nintendo iNSIDE

尋常じゃない品切れが続いているニンテンドーDS。公式にお詫びが掲載されたようです。
「ニンテンドーDS」品切れのお詫び - Nintendo
たしかに、空前の売れ行きのために予想を上回ってしまった、ということではあるのですが、読みを誤ったのは確かですからね。在庫抱える危険を冒してでも、任天堂にとって一番の商戦時期である年末年始に大増産かけても良かった気もします。
今回の品切れの連発は、すでにDSを持っていて、端から見ているDSユーザは単純に「すげー」と喜べるのかもしれないですけど、実際に買う側に立ってみるとかなり印象はよくないです。実際、自分の家では、親がもっと脳トレに興味を持ち、散々家でもりあがって「じゃあ、自分用のDSも欲しい」となってゲーム屋に買いに行ったわけです。それなのに、どこに行っても売り切れだった時には、さすがに興ざめ、逆に悪印象を持ってしまいます。今回の品切れでも、結構な数のそうした悲劇、トラウマが起きてしまった気がします。お年玉が入って、世間の評判もいいからいよいよDS買ってもいい、と言われた子供が買えず、「今買えないならもう買わない」となってしまった例もあるのではないでしょうか?自分の所の場合は、結果的に何とか奇跡的に大晦日に買えましたが、現在は地元の店はどこも壊滅状態。正直、今回に限っては任天堂に関してちょっと悪い印象を持ちましたね。もっと脳トレのCMも多数打っていますが、CMするぐらいならちゃんと供給しろよと。
ということで、自分は今回のお詫びは出して当然だと思っています。幸い、どこぞの会社みたいに、発売して間もない製品なのに全然出荷数が少なく、販売数でライバル機器を下回り、なおかつ相当な数の初期不良、ボタンの位置の不満の声が上がりながら、ようやく出した最初の公式メッセージが「売れすぎですみません」みたいな的はずれなものだったのとは違うのでいいのですがねw。
PlayStation.jp | お詫び〜“PSP”「プレイステーション・ポータブル」について〜
ともかく、任天堂にとっても、いくら空前の売れ方をしているとは言っても、機会損失が多数発生している事実には変わりません。また、オークションなどで倍近い値段で本体が取引されると言う状態も、決して健全な市場状態とは言えません。早急に供給状態を整え、消費者の購入意欲を満たして頂きたいものです。