ついに姿を現した「XRGB-3」 連載第2回 - マイコンソフト

一部の人(特にCRTユーザ)には注目されている?、マイコンソフトのXRGB-3。その最新情報が、公式ページの「なにわ通信」で公開されました。今回は、製品の紹介PDF付きで、製品の仕様や、製品イメージを確認することができます。
ちなみに、このXRGB-3の特徴は以下のようなもの。

  1. D4端子入力可能。トランスコード機能によりハイビジョン画質でCRTモニタに表示可能(たぶん)。
  2. S端子、コンポジット入力装備。3次元YCbCrも搭載。アップコンバートによりモニタに表示可能。
  3. 21ピン、15ピンRGB入力も完備。PS2などでRGB入力が可能(ただし、最近のPS2はDVDのRGB出力は不可)
  4. 液晶モニタにもスケーリングして対応(XGAUXGAまで。フルHDでの放送は未対応)。
  5. DVI出力対応(ただし、HTCP非対応なので、デジタル放送のDVI表示は基本的に不可)。
  6. リモコン付属。
  7. ガンマ補正機能つき。
  8. PCの特定ウィンドウ上に映像を表示する「WINinP」機能搭載。PC画面上にオーバーレイ表示する「PCinP」機能も搭載。

カタログの機能の項目に、注意事項も交えて記述してみました。機能としては、ロジテックLDC-RGB2と基本部分は似ています。
RGBコンバータ - LDC-RGB2 - ロジテック
ただ、このXRGB-3は、DVI端子付属、液晶もUXGAまで対応、リモコン付属、RGB端子付属などが追加機能としてあげられます。また、値段もLDC-RGB2が52400円なのにくらべて、このXRGB-3は37500円。かなりの価格差があります。正直LDC-RGB2を買うぐらいならば絶対XRGB-3ですね。

さて、問題はこれを購入するかどうかです。37500円という価格は、LDC-RGB2よりは安いとはいえ、やはりかなり高価です。XRGB-2+XSELECT-D4と同程度の機能ですので仕方ないのかもしれませんが、高いことには変わりません。ハイビジョンをみたいだけならばXSELECT-D4単体でも言い訳ですしね。こっちなら2万もかかりませんし。また、UXGAまで対応というのもおしい。できれば最近はやりのWUXGAまで対応して欲しかったところです。そうすれば、ワイド液晶でフルHD表示ということが実現できたのに。

とりあえず、デジタル放送対応のチューナや、レコーダなどとあわせれば、デジタルテレビよりは安価にデジタル放送を高画質で視聴できる環境を実現できます。現在、アップコンバータやTVキャプチャボードでTV視聴しており、そろそろデジタル放送も見てみたいと言う人には、現状では一番いい選択しかもしれません。発売日は年明けに延びたようですが、興味ある人は注意して老いた方がよいでしょう。
…自分も本当はすごく興味を持っていたんですが、最近結局デジタルテレビを買っちゃったので、さすがにもう入りませんね…。情報が一足遅かった。デジタルテレビの方が、番組選択、入力替え、電源と同じリモコンでできますし、スピーカーも一緒になっているので、便利なことには変わりませんからね。輝度も動画像への適応性も高いですし。