「おいでよどうぶつの森」の Wi-Fi 通信における制約についての返答

ニンテンドーDSの「おいでよ どうぶつの森」において、「最初にWi-Fi通信したDSとDSカードの組み合わせでしか以降通信はできない」と言う制約があった件について、昨日の記事任天堂に質問した、と書きましたが、早速返事が返ってきました。以下に内容を転載させて頂きます。

お問合せいただいた「おいでよ どうぶつの森」の件ですが、Wi-Fi通信を行う場合は、基本的にDS本体と対応ソフトをセットにしてご使用していただく必要がございます。


最初にWi-Fi通信を行ったDS本体と、別のDS本体でWi-Fi通信を行うことも可能ですが、その際は自分(ソフト)の友達コードが変わってしまうことにご注意下さい。
友達コードが変わった場合は、一緒にWi-Fi通信をお楽しみいただいているお友達に、自分の新しい友達コードを教えなおしていただく必要がございますが、ゲームデータ等に影響はございませんのでご安心下さい。(初期化等の必要はございません。)


また、Wi-Fi通信で使用するDS本体が、今後ずっと変わるという場合は、DS本体の設定を新しいDS本体に移動させることができます。(対応ソフトのメニューの中から通信で行うことができます。)
この設定の移動を行うことで、友達コードを変更することなく今までと同じように使用していただくことが可能になります。

以上の解答から要点をまとめると、
・最初に通信したDS本体とは別のDSでWi-Fi通信すると、自分自身の友達コードが変化してしまう(逆に言えばそれだけ)
・DS本体のWi-Fi設定を別のDS本体に移行することで、別のDSでも同じ友人コードでプレイ可能
ということのようです。

これだったら、特に問題なさそうですね。自分が懸念していたのは、以下のような自体です。
「友人宅で友人のDSを借りてWi-Fi通信を最初にやったら、以降自分のDSでWi-Fi通信できなくなるのでは?」
「DSが壊れたら、セーブデータの初期化とかしないと、別のDSでWi-Fi通信できないの?」
「もしかして中古で買っても、Wi-F通信できない?」
以上の自体も、この返答ですべて解決出来そうです。最初に通信した相手とメールなど別の手段で連絡が付くのであれば、再度自分の友達コードを連絡し直せばいいだけです。また、故障してしまっても、どうぶつの森のソフト側から、DS本体に設定を移動できるそうなので、これで対応できそう。中古については、この返事では書いてありませんが、おそらくデータ初期化で対応できるのでしょう。ということで、特に問題なさそうです。

ただ、今回の情報でちょっと初出だったのは、「DS本体の設定を、新しいDS本体に移動できる」ということ。これって、つまり同じWi-Fi設定を持った、同じIDを持つDS本体が複数できる、ってことですかね?そうだとすると、中古とかでソフトを購入した後、その中古ソフトに保存されているWi-Fi設定をDS本体に移動させてしまうと、その元の持ち主になりすますことが出来てしまう、ってことになるのでは?中古に売るときには、セーブデータを消しておけ、ってことかもしれませんが、ちょっと危険な感じはしますね(また問い合わせておこうかな…)。また、こうやってWi-Fiデータを移したときに、他のWi-Fiソフト(マリオカートDSなど)に与える影響がどうなのか、というところも気になるところではあります。
しかし、こうして素早く返事を返し、情報提供してくれるところは、さすが任天堂だよな、とつくづく感じますね。