ソニー、10,000人の社員削減を含む中期経営方針を発表

ニュースの内容はともかく、とりあえずネタを簡潔に。

ウォークマンAを持ってほほえむストリンガー会長と中鉢社長
ウォークマンAを持ってアピールする経営陣(左から大根田執行役EVP兼CFO、ストリンガー会長、中鉢社長)

はーい、一枚目のストリンガー会長の手と、二枚目の大根田執行役の手の中にあるものに注目。
ボタンの位置が、上です。


つまり、「またしても逆に持ってます」


またしても、というのは、以前に以下のような事件があったため。
ITmedia ライフスタイル:「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」――ソニー・安藤社長
この記事の冒頭の写真で安藤元社長が持っているHDウォークマン。これも「逆」なわけです。経営陣トップが、会社の主戦商品を大々的に発表する場で、肝心の商品を逆に持っていたと言うことで、いろいろなところで笑いものになっていた過去があるわけです。

そして今回、ソニー再起を図った新経営陣。その経営陣がなぜにまた同じことをやらかしますか?あんたら、本当にそれらの商品使ったことあるのかと。そして、過去に逆に持ったという事件のことを知っていないのかと。知っていればせめて確認するでしょうに。

日本のエレクトロニクス業界の大手であるソニー。ある意味、国を背負っている企業でもあるわけです。非常に危機的である現状において、いきなり方針説明会でこの失態…。日本に、ソニーに未来はあるのか…。(それとも「ソニーだけショック」か…)