iPod nano

9/7に発表と噂されていた新型iPod、とうとう発表されましたね。その名もiPod nano。噂されていたとおり、既存のiPod miniの位置を置き換えるフラッシュメモリiPodです。デザインは非常に素直で、フラッシュにより薄く、小型になり、なおかつ通常のiPod同様の液晶もついています。フラッシュながら、2GBおよび4GBと従来のminiと近いサイズを実現し、値段は2GBで21,800円、4GBで27,800円だから、なかなかリーズナブルですね。なにより、42g、90x40x6.9mmという軽さ、小ささがなによりのポイントですね。ポケットにも簡単に入る大きさがいい。自分はgigabeatG20を使っていますが、はやりのiTunesに対応していないのがネック。とりあえず、iTunes+お気に入り用という形で、これを買ってみるのも面白そうです。やっぱiPod shuffleじゃメインで持ち運ぶプレーヤーとしては不満でしたからね。
しかし、このサイズ、ゲームボーイミクロよりもさらに二回りほど小さいですね。ちなみにゲームボーイミクロのスペックと並べると以下の通り。

GAMEBOY micro : 50.0mm × 101.0mm × 17.2mm 80g
iPod nano : 40.0mm × 横90.0mm × 6.0mm 42g

こうしてみると、なにか名前までmicroとnanoという関係で、対抗しているように思えてしまいます。とりあえず、任天堂ゲームボーイミクロ+PLAY-YANmicroをかなり本気でプロモーションしていましたが、そっちの目はほとんど消えたと言ってもいいでしょう。なにせ iPod nano 2GBの値段21800円に対して、それより大きくて重いミクロ+PLAY-YANはその組み合わせだけで18000円。残り3800円じゃせいぜいSDカード256M程度でしょう。それに、SDカードではまだ2Gなどはべらぼうに高いですし。ゲームボーイは、基本的にはファミコンカラーに懐かしむ世代に最初だけ売り込む機種になるんではないでしょうか。初期出荷は25万とかすごい数出してきますが、継続はしないでしょう。

P.S
よく見たらこれ、ヘッドホン端子は下なのね。ということは胸ポケットに入れて使う場合は、逆さまにしてポケットに入れておくわけか。なんかかっこわる!上にもヘッドホン端子用意しておけばいいのに。
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