「Xbox Summit 2005」サードパーティタイトルレポート

日本では今一存在感の薄いXbox360ですが、その概要が大分明らかにされたようです。
発表内容としては、ゲームタイトルが中心。そのタイトルとしては、リッジレーサーウイニングイレブン首都高バトルといった、PS2の人気タイトルが結構そろっている感じ。印象としては、PS3よりも「PS2の続き」という印象が強いですね。
この、PS2の続き、という路線、CMやイメージ戦略をうまく持って行けば、それなりにうまくいく感じはします。とくに、PS3の発売がずれ、なおかつ制作に時間がかかりソフトがそろわず、PS2の続編がまずXbox360において出て、あとでマルチ展開、という感じになれば、Xbox360にも勝ち目が無いわけでもありません。まあ、このようにPS3側でこける要素が出てこない限り、厳しいのですけどね。
結局、次世代機の最大のライバルはPS2でしょう。PS3Xbox360も、よほどキラーが出るか、新作は次世代機でしかださない、といった無理矢理の移行が無い限り、しばらくPS2にはかなわないでしょう。そして、PS2が居座り、次世代機がはっきりしない状態では、サードもマルチ展開しなければなりません。そうなると振りなのはレボリューションでしょうね。スペックが一つだけ引くそうなので。正直、レボリューションは低性能だとすると、ニンテンドーDSのような、任天堂が大半をしめる独特な市場を築きそうな気がしますね。覇者にはなれないでしょう。
とりあえず、Xbox360は、理解不能久多良木PS3発言みたいなものがないので、ゲーマーには比較的受け入れやすそうです。あとは、現状のXboxの悲惨なイメージをどう払拭できるかが鍵でしょう。