忍之閻魔帳:辞書機能も遊びもあと一歩「DS楽引辞典」

ニンテンドーDSの、DS楽引辞書のレビューが出ています。これによると、おおむね好評だが、操作性のところでのつめが甘いとのことです。
自分はすでにセイコーの電子辞書をもっており、こちらは道具としての使い勝手に重視して作られているため、使い勝手はなかなかいいです。その分、このタッチパネルを供えた楽引辞典がどの程度工夫されているのか、注目していましたが、やはり危惧していたとおり、セイコーなどのノウハウに近づくことはできなかった模様。
ただ、忍さんが指摘されているのは、まだ「候補が少なくて効率が悪い」「辞書串刺し検索時の色分けが微妙」ということで、まあ若者ならなんとかなるかな、というレベル。致命的ではなさそうです。
この楽引辞典は、コメントのところで忍さんものべていますが、基本的に高校生、大学生などが、軽い気持ちでちょっと電子辞書がほしい、というニーズを埋めるものだと思います。こうしたカジュアルな要素では、1万円も出すなんて考えられないでしょうから。
同じく、コメント欄でクオッカという人が、かなり否定的な内容を書いています。文章からして、なんかSekkyさんのところに出入りしてそうな雰囲気を感じる人ですね。たしかに、電子辞書に精通し、その上で正論を吐いているようにも思いますが、やはりちょっとターゲットを見誤った発言のように思われます。あきらかに、浮いてますし。
自分はすでに電子辞書を持っているので、買うことはないですが、このソフトがどの程度売れるかが興味はありますね。大ヒットすることはありえないと思うのだけど、最近のDSの売上見ると、こんなのもプチヒットしそうなのが怖いところです。