ITmediaニュース:「最高レベルのセキュリティが破られた」――カカクコム、不正アクセス事件を説明

クラック攻撃を受け、HP改ざん、ウィルスをばらまいてしまった価格コム。自分もよく利用するだけにこれは恐ろしいですねぇ。
しかし、今回の件でいただけないのは、以下の点。

11日の時点でサイトを閉鎖しようという意見もあったが、「閉鎖してしまうと不正侵入の経路や手法が特定できず、再開後もまた同じ攻撃を受ける危険性があったため」(穐田社長)、警察などと相談した上で手作業で改ざんを修正し、この時点での閉鎖は見送った。

ようするに、閲覧者がウィルスに感染する危険性よりも、犯人を特定することを重視したと言うことです。これを指示した警察も警察ですし、カカクコムもカカクコム。こうした、一般ユーザに被害が及ぶ場合は、まずHPを一時停止するのが企業としてのマナーでしょうに。被害者であることは間違いないのですが、対応を間違えないで頂きたいものです。