次期タブブラウザの拡張方法

ソース紛失から開発停止だったタブブラウザSleipnir。その後継を6月公開に向けて開発されていましたが、このほど進捗状況をWikiからブログに変更し公開されました。
今日公開されたのは、オプション画面の一つ。とくにタブブラウザの肝になるタブの項目についてです。スクリーンショットを見る限り、これもプラグインとして実装されているようですね。とりあえず、タブの多段表示やホイールクリック時の動作などの指定は普通にできるようでなにより。これがないともう使ってられないぐらいですからね。タブの最大幅指定もできるようになっているようで、発展が見られます。
そのほか、ぼかしで隠されているところも気になりますね。おそらく、次期Sleipnirの特徴的な機能なのでしょう。公開まではぱくられたくない機能が盛り込まれているのだと思います。期待大ですね。
タブ機能からプラグイン化し、それらを一括でオプション設定できるのはいいですね。Firefoxは、拡張の設定をいじるのに、わざわざ拡張リストを出してから、個別にウィンドウを出して設定をいじらなければならないのが、統一感に欠けていたので。こうやって、共通の設定画面を用意してくれると、ユーザも使いやすいですよね。
Sleipnirの作者である柏木さんは、その独創性と言うよりは、ユーザビリティを高める能力に優れた方です。変に自己主張をせず、既存のよくもちいられているUIを利用して、だれにでも使いやすい、分かりやすいソフトを作られることに長けています。今回、新規にデザインからやりなおしたわけで、その使いやすさなどには非常に期待が持てます。
自分としては、Geckoと連携し、IntelisearchとGrep連携ができれば、さくっと次期Sleipnirに移るつもりです。6月の公開が楽しみです。