ガンダム一年戦争 狂想曲

各方面で話題になっている、PS2ソフト「機動戦士ガンダム 一年戦争」。ナムコ制作、一年戦争再現という輝かしいポイントではなく、「空前絶後の値崩れ」で話題となっています。各方面のコメントは以下のページが詳しいです。
うぱーのお茶会:PS2:ガンダム一年戦争 なんか売れてないらしく
また、裕さんのブログで、時系列もまとめられています。
ゲーム屋店員の戯言:ガンダム一年戦争 まとめ
このゲーム、こうした騒動となってしまった原因は、どうやら以下のような要因が重なったことのようです。

  1. バンダイナムコということで、販売側が相当に強気になっていた(「ミリオン! ミリオン! ミリオン!」とかw)
  2. 売店、ゲーム屋もそのうたい文句で大量の発注をかけてしまった
  3. 一方、ユーザ側はガンダムに食傷気味
  4. その状態で発売されたソフト自体のできが今ひとつ(操作性が悪い、やり込み度合いが少ない。)
  5. ネットで一斉に悪評が出る(ユーザ、ゲーム屋)
  6. 即日売り払う人多数。予約していた人も買わない
  7. その状況に焦ったショップ・問屋が値段を加速度的に値下げ
  8. その状況におもしろがったブロガーが一斉に話題に
  9. 収拾がつかなくなるw

だいたい、上記のような感じかと。実際、売上本数自体はランキング上位に来ているわけですので、売れていないという訳ではないのですが、完全に供給過剰になっているわけですね。メーカー、ショップ側共々、完全に読み間違えたわけで、かなり悲惨なことになっています。
こうした大幅な値崩れ現象はたまにあることではあるのですが、今回は何かゲームショップ側の暴露話が火に油を注いでしまったような印象があります。自虐ネタなんでしょうけど、「1980円で買える日も近い」とか、言っちゃっていいんですかね?より一層売れなくなるような気がするんですけど。
自分はガンダム系は特に買うことはありませんが、このソフトは1000円ぐらいになったらネタでやってみてもいいかもw。