デル、24インチで15万円台の液晶モニタ

昨晩、速報的に記事にしたDell UltraSharp 2405FPW。早速、日本のDellからも正式に発表されました。
プレスリリース
その注目の価格は、157000円!昨日予想した15万円レベルで持ってきました。しかも、現時点で液晶20%キャンペーン実施中。リストに2405FPWは入っていないものの、明日の時点で入る確率もあり。そうでなくても、Dellは年がら年中なんからのキャンペーンをやっているので、タイミングだけ見計らえば20%引き(125600円)ぐらいでは買えるでしょう。そもそも、アメリカでは$1199な訳ですし。
すでに、マニュアルが公開されています。これで、実機のいろいろな写真やOSDメニューなどの使い勝手を知ることができます。
Dell™ 2405FPW ウルトラシャープフラットパネルモニター
アメリカでは既にレビューが出ています。コントラスト比などでは一部カタログスペックほど出ていないところもあるようですが、この価格の製品としては文句のつけようがない、と言った感じです。
Review: Dell UltraSharp 2405FPW 24-inch Widescreen LCD
それにしても、コンポーネント端子にカードリーダまでつけてこの価格とは。本当に2001FP以来の価格破壊ですね。12月に7万で2001FPを購入したばかりですが、この2405FPWの値段見たら、2001FPをヤフオクに出して買い直してもいいぐらいに思えてきました。もしくは、図体のでかいCRTを実家におくって、2405FPWと2001FPのデュアルにするか。
とはいえ、まだネックな点はあります。それは、コンポーネント端子がいくつの解像度まで対応しているか、ということ。液晶自体がWUXGAなので、すっかりD4(720P)入力できそうな雰囲気がありますが、従来の流れだと、D1までの対応である可能性が高いです。というのも、S-Video、コンポジット、D1を液晶に表示するのに必要なのはアップコンバータで、D2以上を表示するのに必要なのはトランスコーダだからです。マイコンソフトの製品で言えば、アップコンバータはXRGB-2Plus、トランスコーダはXSELECT−D4に当たるわけです。つまり、それくらい、内部的には違うものなのです。
2405FPWは、DVI入力がHDCP対応となっていません。そのため、VAIO用地上・BS・110度CSデジタル放送拡張ユニット「VGP-DTU1」などのDVI出力からデジタルでHDTV代わりに使うことはできません。どうしても、アナログ入力となるわけです。もし、このコンポーネント端子がD4相当であれば完璧です。しかし、そうでない場合はXSELECT-D4やLRGB-1などのトランスコーダが別途必要になります。(もちろん、別途地デジ・BSデジタルチューナはいるんですけど。)
発売はもう明日から、ということなので、すぐにどこかニュースサイトでコンポーネント端子については報告にあがるでしょう。キャンペーン情報とあわせて、注意深くWatchしていきたいと思います。