『アナザーコード』開発会社CINGインタビュー - Nintendo iNSIDE

Nintendo iNSIDEでも、ファミ通であったCiNGのインタビューが要約されて掲載されました。ただ、いくつか誤解を招く表現などが混じっている模様。修正してもらいたいところです。
特に大きな語弊を招く表現は以下のところ。

山ほど考えた謎解きも容量などの関係で泣く泣く削ったことも書かれています。

この表現だと、非常にネガティブな印象を受けますが、実際のインタビューでは容量が足りないという記述は一切ありません。あくまでも、初めてプレイする人が、無理があるという印象を持ったものを削っていった、ということです。ですので容量よりはむしろ、内容的に積極的に取捨選択をしたととらえるべきでしょう。
あと、以下の表現もちょっと違和感。

このような肌触りの良いソフトが作れたことで、任天堂には「このソフトを愛しています」といわれ、ユーザーにもそのように感じて欲しいということです。

ファミ通のインタビューでは、「愛しています」と言ったのは、あくまで「マリオクラブ」の方々です。マリオクラブはたしかに任天堂の正式な機関ですが、基本的にアルバイトによるデバグ集団、つまり消費者側に近い存在です。
マリオクラブのお仕事
任天堂が「愛している」、と言ったとなると、何か自画自賛みたいですが、デバグのアルバイトが言ったのだとしたら、言葉の重みが違いますよね。
あと、自分もくまのブログ日誌を読んで気づきましたが、会社名は「CING」ではなく、「CiNG(iが小文字)」ですね。
ということで、いくつか紛らわしい表現はある記事ですが、そのほかはファミ通のインタビューをうまくまとめてらっしゃるので、参考にしてください。できればファミ通を読むことをおすすめしますが。