ITmediaモバイル:苦境のボーダフォン、社長交代の真相

自分はJ-Phoneで携帯を使い始め、現在5年目になります。J-T08が出たあたりは絶好調で、写メール、液晶と抜群で、「規模は小さいけど、端末とサービス、料金はJ-Phone」とまで言われていました。しかし、Vodafoneに身売りが決まってから、数々の奇行が目立ち始めました。料金の改悪、サービスの改悪、新機種は全然出てこない、などなど。そして、ドコモが505シリーズを出してきたり、auがWINを始めたりして、一気にボーダフォンの優位が消えていってしまいました。
あまりに海外仕様すぎて、国内に目を向けていない印象。只でさえ、外資系ということで印象が悪いのに…。という状態で、かすかな兆しが見えたのがドコモから転身した津田社長でした。これで、これまでの海外依存の仕様から脱却してくれるのでは…と期待していた中、社長の交代。これには心底失望しました。
記事を見る限り、「本社とのやりとりがしやすい」とか言っていますが、この短期間にまた外国人社長への交代は印象が悪すぎますって。只でさえ、加入者激減、頼みの綱で出した3G携帯も、世界標準機能にあわせたために、操作性が損なわれ、機能もスケールダウンしてしまっているという、信じられないもの。おまけに電波も入りにくいとか言うのだから、そりゃ売れませんって。
去年ぐらいから、2006年になったらナンバーポータビリティDoCoMoauに乗り換えようと思っていたけど、我慢できないかもしれん。電話番号一つしかないから、できれば変更したくないんだけどねぇ。