BSアニメ夜話 「機動戦士ガンダム」

きましたね、超大物タイトル。正直語るべき内容が多すぎて、一時間じゃとてもおさまらないなぁ、と思ったら、案の定密度たっぷりであっという間に終わってしまった感じがします。
ガンダムの入り方って、人様々ですよねぇ。自分の場合、最初に入ったのはファミコンSDガンダム2 カプセル戦記でした。これでガンダムに興味をもち、ちょうど再放送でやっていたZZガンダム(後半部分)を視聴。これで結構おもしろいなーと思っていて、そのあとZガンダムを視聴。これですっかりはまりましたね。中学生だった自分では、あの裏切り、死といったものがオンパレードな展開はすさまじい衝撃でした。初代ガンダム自体はそのあと。しかも途中は結構流して見てましたね。いつも永井一郎の声ばかり聞いていた覚えがあります。しかし、初代ガンダム最終回はマジで感動で泣けました。翌日、中学で友人と熱く語り合ったのを今も覚えています。
今回の夜話では、シャアの名台詞がまとめられていたのがよかったかな。「坊やだからさ」のコメントには、実は自虐の意味もあったのか…。あと、ギレンの演説がだんだん小さい場所になっていくというシーン。うーん、芸が細かくてリアルだなぁ。ミハルが死んだシーンも印象的だった。ガンダムは、こうやって重要なキャラを、全く意味のない死に方させるところがリアリティを感じて好きです。
とはいえ、現実の富野由悠季監督って、相当電波な人間なんだよねぇ。たとえば以下のページとか。
富野伝説
この中のラジオ公開収録が電波っぷりをものがたってます。

 「(Vガンダムの後、降ろされた時は)関係者全員の家に火をつけに行こうと思った」
 「そういう下らない質問は読むな!(既に命令口調)」 
 「エヴァをつぶすぞ〜」
 「全員ブン殴ってやる!!」

…すごいよねぇ。あと、小説もいろいろ書いているが、これもまたすごい。詳細は以下のところ。
富野小説黒歴史
初代ガンダムの小説は持っているが、セイラとアムロはガチでやっちゃってるわ、アムロ死ぬわ、卑語が出まくるわで、中学生の自分にとってはかなり衝撃的でした。というか、使われている言葉も難しすぎて分けわかんないし。この黒歴史を読むと、そもそも小説として駄目駄目だったのだとわかって一安心ですw。まあ、ガンダムファンはよんどかないと駄目ですけどね。
とまあ、ガンダムにははまっていましたが、最近はさっぱりかなぁ。Zガンダム劇場版も、ダークな部分をさっぱり消してしまうらしいし、ちょっとなぁと言う感じ。SEEDは盛り上がっているのだけど、途中で録画だけして見なくなってから、どうも乗り遅れてしまった感じだ。そんなに大量に見直す時間もないしねぇ。