新選組!「ある隊士の切腹」

今日は一日家で仕事。しかもなにげに昨日から徹夜だったり。なので、レビューはなしで感想だけ。
今回は河合君の切腹話。いきなり切腹決定で、モノローグとして語るという感じは新しい。河合の切腹は完全に武田観柳斎のせいなのね…。何度も河合を救うチャンスはあったはずなのに、我が身かわいさに保身に走る武田。へたれだ。斉藤一も、仲間を斬りすぎて夢に出てくるし。土方歳三も、切腹させるつもりはなかったのにずるずると行って切腹させてしまった。ならず者軍団だから法度が必要ということなのだが、正直ドラマの中では主要キャラの描写しかしていないので、法度で縛る意味があんまり感じられないのよね。なんか、墓穴を掘っているようにしか見えない。毎回毎回近藤がいないというのもねぇ。広島行っても存在感のない近藤。それを見て見下した感じの伊東甲子太郎新選組に入ったばかりなのに早くも離脱の公算。とはいっても実際は結構時間がたっているのかもしれないが。
しかし、河合の切腹は切なかったねぇ。西村に運命の話をしている最中に飛脚の鈴の音の幻聴を聞いてしまったり、最後の切腹のシーンで5秒待って、飛脚が来てないかたずねたり。葛山武八郎のときとはまた違った、「一般人の切腹」がリアルに描かれていたように思う。さらに、谷三十郎介錯を失敗するところもまた・゜・(ノД`)・゜・。最後、飛脚が遅れてやってくるところでフェードアウトして終了。せつねえ。本当に無駄死にだ。
このエピソード、実はテレビで見る前に知っていたので、最後飛脚が来るであろう事も分かってたんだよねぇ。本当、救われない話でした。