新選組!第36回「対決見廻組!」

今日は、伊東甲子太郎大活躍の回でしたなぁ。政治に絡む話も多く、久しぶりに維新ものとしてわくわくする話でした。
冒頭、先週同様捨助登場。すっかり立場無くしてますな。またまた天狗として逃げ出してます。どうやら鞍馬天狗っぽいところもあるが果たして。沖田総司と見廻組、佐々木只三郎とが言い合っているときに、するすると逃げだし、かっこよくポーズつけて去ろうとする。しかし、沖田が一飛びで屋根の上まで飛び乗り、ばっさり。手ぬぐいが切れてあっさりと捨助、正体ばれちゃってます。
捨助に、近藤たちにいわないでくれ、と頼まれたにもかかわらず、あっさりいっちゃってる沖田が好きだw。
土方歳三「あいつ、尊皇でも攘夷でもねぇだろ。」
近藤勇 「捨助捨助で、不思議な人生を歩んでるんだなぁ」
二人のあんまりなコメントに笑った。八木家の人もお世話に来ているのねぇ。
おたふく、永倉新八真剣に話を盛り上げようとする。なんだ、こっちもまだいまいちだったの?この間「男と女になった」とか、かっこつけていっていたのに。おまさと原田左之助仲良さそうに見学。良い感じで話していたけど、最後は毎度のパターンであっさり降られてますなぁ。志村顔の左之助がいい。
先日の一見で佐々木さんが新選組のところへ。大きくなった新選組に、「今何人ぐらいか?」と聞くと、土方が「400人」と答える。ここで甲子太郎が、「清河八郎を斬った方」と、本人目の前にして切り出す。やるねぇ。話題を変える佐々木に、ちょっと意地悪な笑みで返す甲子太郎。
佐々木の話は、かち合わないように分担を決めようというもの。しかしそれは見廻組優遇のもの。文句をつけるも、「こっちは直参だから」という理由ではねられる。土方が切れるかと思ったが、ここは我慢した。
佐々木が帰った後、またも甲子太郎。的確に問題点を指摘し、
「局長、ゆめゆめ受け入れてはなりませんぞ。」
と指示。うーん、すごく優秀な参謀って感じ。新選組を利用しよう、というところだけでなく、こうしてちゃんと仕事をしているところを書いてくれるのはすてきだ。特に、野間みつねさんの『新選組!』日記を読んでから、甲子太郎側の目線というのもだいぶ理解できたので、ちょっと甲子太郎ひいき目になってます。
隊士訓練中。近藤周平もその中に。沖田に声をかけられて、「えーと」とかいいながら初々しく返事する周平。一見芋っぽいけど、実はこの役者芸歴長いのよね。このたどたどしさは演技なわけだ。自然だ。
沖田、宝物庫見に行こうと、井上源三郎を誘う。久しぶりに無邪気な沖田です。「子供のようなまねはするな」といわれちゃってます。すねながら、「源さん誘ったのが間違いだった」と言って去る姿なんてまるで子供w。次は土方を誘うが、そこに谷三十郎が。自分をないがしろにするな、縁戚だぞとクレーム。うわー、本当駄目人間ですなぁ。いそうだけど。土方も「家柄だけで、腕もたいしたこと無いし、引き入れて失敗」とか言ってます。いつ死んでもおかしくないですな。宝物庫の件は土方もあっさり断る。「みんなかわっちゃった」と言う沖田だが、この件はあんたが子供過ぎだろw。
周平、松原忠司柔術の指導受けている、そこをなんか面の悪い奴が見ています。
甲子太郎、新選組分析。新選組、盤石に見えていたのか。しかし、近藤勇は一定の評価をしている模様。ひとかどの人物だ、と。うれしそうな藤堂平助。しかし、「人の話を聞き過ぎる」とぐさり。しょぼーんな平助。
オダギリジョー斉藤一、ヒーローっぽく気合い入れて素振りしてます。河合と松原が仲良い感じで会話。お金の話。松原、仙波の奥さんにつつむ気らしい。それとなく聞いていた斉藤。いつもこういうはなしこっそり聞いているよな斉藤。ただ今回は「やめておけ」と忠告。たしかに、神経逆撫でしそうではあるよな。
沖田、今度は藤堂を宝物庫に誘う。しかし、藤堂は甲子太郎の講義に出ると。そんな講義なんてやっていたんだ。なにやら、レジデントやらブリガーデやら、軍隊用語が出てきてます。さすが博学ですなぁ。遅れてきた藤堂、ばっさり怒られちゃってます。沖田のせいなのに〜。
さて、一方武田観柳斎も講義。弓矢や鉄砲。なんかあんまりぱっとしないですな。人も二人しか聞いてないし。近藤周平、他の人を呼びに行く。浅野薫、「観柳斎の講義はためにならないんだよ。古い。」おまえが言うなーー!さっさと斬られちゃってください、全く。そして、さっきにらんでた多いし鍬次郎ってやつが因縁つけてくる。またこいつも棒読みだなぁ。オダギリジョーといい、なんでこういうやつばかり^^;。そしてリンチくらってます。源さんがとがめるも、平気だと周平。なんかここだけ、ノリが学園ドラマな気が…。源さんはなんとかしようとするが、近藤はほっておけ。まあ、そうだろうなぁ。
宝物庫、結局来たのは左之助か。しかし、平助も加わる。やんちゃ三人衆。宝物庫をあさる三人。沖田が「さっぱりよめないやw」と笑いながら言うところがかわいいのぉ。そこへ藤堂が相談事。もしや甲子太郎のたくらみを告げ口?なんかこっちも死亡フラグがたってきてますな。そして左之助が悪ふざけしていて巻物破っちゃう。これが死亡理由とか言わないよね?
松平容保と近藤。甲子太郎もいます。薩摩の真意を測りかねて近藤に聞きに行ってくれと。しかし、ここでも甲子太郎が本領発揮。薩摩の真意を巧みに読んで見せます。かっこいい。
結局近藤が聞きに行くが、西郷隆盛、巧みにかわします。甲子太郎の揺さぶりも通用せず。やりますなぁ。
さてさて薩長同盟思案中の坂本竜馬寺田屋で考えてます。お登勢さんに、「大嫌いな奴を止めるとしたら、何だったらOKか」と聞く。「お金」と答えるお登勢。竜馬、結局それかと嫌な顔。しかし、お登勢の「ふっかけますけどな」の言葉で一変。ここからの掛け合いはなんか古畑任三郎っぽかった。とくに、「おまんはええおなごじゃき!」って言って、人差し指立ててるところなんて、まさしく田村正和、ってかんじでした。
捨助おりょうにプロポーズするも、あっさりふられます。おりょうはかわええのぉ。捨助、お膳ひっくり返してじたばた。ろうそくも倒して火事に!おいおい、火事って死刑だろ?ひどいやっちゃなぁ。大事起こしすぎだよ捨助
そして火事は大騒動へ。しかし、その中で竜馬は西郷と対談。さっきのふっかける話を発展させて、「ビジネス」の話を持って行く。いよいよ薩長同盟ネタです。松原、火事のなかで単独行動。左之助状態。仙波の妻、お初を助けてます。これが切腹につながるのか。
新選組、火事で出向こうとするところ、佐々木登場。さっさと救助、という佐々木に、まずは軍議という近藤。しょうじき、佐々木の考えもあんまり間違ってないと思うのだが^^;。しかし、近藤は勝手なことはするなと強制。さらに、甲子太郎、ここでも登場。佐々木に向かって、
「先に到着したのは、我ら新選組です。遅れをとったのは見廻組。…先陣はこちらだと、潔く認めて頂きたい」
と、堂々と言い切ってます。結局佐々木はこの言葉におれて新選組に従うことに。そして、結局なんか離れの方の対応にまわされちゃってます。
さて、竜馬と西郷。長州から米をもらう代わりに、武器をやる、まさに逆転の発想。かっこええですなぁ。まさに、時代を動かす行動で、やっぱり薩長同盟エピソードはかっこいい。
火事は終了。あまり大事にはならなかった模様。これは歴史的な火事ではないのかな?佐々木、近藤に「お見事」と声をかけるが、正直近藤はたいしたことはしていないと思うw。この佐々木さんが竜馬殺しちゃうんだよなぁ・゜・(ノД`)・゜・。
予告、松原が「士道に背く」とか土方になんくせつけられてます。女がらみならおまえもやりまくってるだろうに。そしていよいよ薩長同盟です。新選組の厳しくなる日が始まります。



(以下執筆中)