新選組! 「長州を討て!」

佐久間象山松平容保に意見。彦根に帝を移せと。そのうち斬られると言われても、佐久間先生気にしない。こう言っていると斬られるんだよなぁ。と思ったら案の定。捨助、全く役立たず。少しは守るそぶりしろよ。佐久間先生も、斬られた後、わざわざ名前を確認。川上か河上か。なんか意味があるのかな?
八木家。やたらめっぽう藤堂平助気合い入ってます。ひでさん来てもめもくれず。頭に包帯巻いて、やはり池田屋で斬られたことが相当に悔しかったのかなぁ。山南敬助さんちょろっと登場。長州が攻め込む時期を予想しながらちょっと得意げ。でも出番これだけだ…。浅野薫と葛山武八郎は相変わらず情けなし。でも、それに水をぶっかけてやらせるあたり、平助切れまくってます。谷昌武、近藤周平に改名。いろんなやつから教えてやると言われて迷惑そう。
さて、沖田総司。医者で診療。またこの孝庵という医者の無愛想なこと。まあ、診察受けている沖田も沖田だが。労咳とつげ、薬なんぞないと言う医者、「どうすればいいんですかぁ」と足ばたつかせる沖田。あんた、やんちゃな子供ですかw。静養が一番と言われてもむりだわな、新選組じゃ。でも、「死ぬんですか、私は」とふるえながら言うところは胸が詰まるねぇ。
戻ってきた沖田を、永倉新八原田左之助らと隊士が出迎え。なんともないという沖田に、土方歳三は疑問の目。前回血に染まった隊服みたのって土方だったのね。原田は安心、永倉はちょっとまだ疑問持っていた。
そしてきな臭くなってきたところ。佐久間の件で仕事失ったのか、捨助乞食状態w。ここはどこ?と聞いて蛤御門と聞くと、「蛤くいたいー」って。緊張感ねー。
そして新選組出陣。でたときは真っ暗だったのに、到着時はうっすら明るく。しかし、この時間の経過からか、現場に着いたときにはすでに長州敗走していて出番なし。島田魁は相変わらず監察なのね。
手持ちぶさたな新選組は長州びいきという寺田屋へ。山崎烝の「男勝りな女将」という言葉に、近藤が「おまえのねえさんを思い出すな」というと、沖田は「あんな人が他にもいるとは思えない」と。しかし、山崎烝の声ってきれいだよなぁ。
寺田屋到着。沖田またせきを。それを聞いて山崎が「悪い咳ですね」と。医術の心得もあるそうな。そして、土方。「斬られたときに出る血と、吐いたときに出る血とじゃ、色は違うか?」と。「口から出た血の方が鮮やか」という答えに、土方は完全に感づいた模様。やっと燃えよ剣とかである、土方と沖田の関係が出てきた感じ。
裏口で沖田達血の付いた包帯、手ぬぐいを発見。御用改めにはいる。今回は土方。女将のお登勢さん、最初は男をやらせるが、血染め手ぬぐいに答えに詰まってしまったのでお登勢自ら登場。どうどうと鼻血と言い張る。そして大砲の音がして近藤勇らが振り向いた好きに男を殴って鼻血を出させる。うわー、べたな展開。どっかで見たなぁ、と思ったらこれって婚礼の儀で、血痕の原因として沖田の姉さんが旦那にやったのと同じじゃん。それを見て、近藤が口元をにやり。
「いたじゃないか、おまえの姉さんがもう一人。」「…いましたね。」
完全にばれてますな。でも、この女将の堂々っぷりに免じて近藤退却。いいやつだ。
一方、京は火が出て大変。長州はそこかしこでやられてます。久坂玄瑞、鷹司というところから御所に入ることを計画。
新選組は伏見で陣を。あちこちで火が上がっていることを聞き、御所に向かう、という近藤にたいし、左之助が「ちょっと待て!」と珍しく怒鳴る。まさちゃんの店はどうするんだという左之助に、近藤は今は御所をお守りするのが先、と迷いなく断言。でも、左之助は「馬鹿言うな!まさちゃんの店が燃えても平気なのかよ!」と。かまうことなく出陣していく隊士達に、原田は一人別方向へ。あぁ、このとき亀裂が入っちゃったのかなぁ。呼びかけるのが永倉というのもまた切ない。
近藤達が、長州残存兵と小競り合いするなか、原田単身逆走。そして、ここでびたっと周りの喧噪がやんで、けむりの奥からすすけたおまさがうつろな目で歩いてくる。寂しげなBGMの中、あわてて駆け寄る原田。茫然自失な状態で、おまさがつぶやく。
「燃えてしもうた…。お店、燃えてしもうた…」
あぁ、せつない、せつないよ。シリアスな顔して抱きしめる左之助がかっこいい。
鷹司邸。捨助進入してご飯盗み食い中。まったく。そして久坂。鷹司にけんもほろろにことわられ、さらに朝敵と言われてがっくり。やる前に桂小五郎に言われていただろうに。うまくいくと思っていたのかなぁ。ここで画面にテロップが!じゃまだぁ。
「終わった」と言う久坂。死を決意。追っ手を切り払い、独白。
「いつ食い違ってしまったのか」
という言葉が痛い。そこへ捨助登場。「怪しいものじゃございません」って、めちゃあやしいですって。そんな捨助に、なんと久坂、自分の髪を切って桂に届けろと。よくこんな捨助に託す気になるなぁ。そして捨助が去った後、空を見上げて再び独白。
「我らのなしてきたことは意味があったのか。俺たちが生まれてきたことに…。」
唇をかみしめ、涙を流しながら言う久坂。その悲哀が伝わってきます。
引き返してきた新選組。佐々木に話を聞き、指示を仰ぐのには大島吉之助という人物に仰げ、と言われる。誰それ?とおもったら、おお、西郷隆盛なのね。残りは天王山だけ、登聞いて、近藤は新選組が引き受けるという。
桂、そそくさ逃げ支度。京都のことが知りたい、と言っているところに捨助到着。こういったこと、文句言いながらもしっかり仕事するよな、捨助。それを見て、なにを思ったか桂、捨助を「池田屋でわざと盆をひっくり返して命を助けてくれた」と。そして京を調べて伝えてくれるように頼む。…桂さん、あんた人を見る目ないよw。
そして天王山。しかし、今度も戦はなし。ほとんど皆自害している。奥には真木和泉。こいつも毒はいたあとあっさり切腹
相変わらず最後に迷う近藤だが、土方は「俺たちの時代がやってくる」とほくそ笑む。これでいよいよ内の乱れですかな。次回予告では永倉が脱退宣言。建白書、入れ知恵に「だいたい察しがつく」って、山南さんが…。うわぁ、いよいよ山南切腹カウントダウンですか;;。せつねぇよ。

(以下執筆中。)