ノアGHC小橋VS高山

今日はPRIDEとノアのでかい大会が。その中でもプロレスファン注目は小橋建太高山善廣GHC選手権。実はこの試合、見に行こうと思ったのだがその時点ですでに1階席は完売。迷っているうちに2階席も売れてしまった見に行けなかったといういわくを持つ^^;。なのでテレビで観戦。即日中継を見られる、というのは関東はありがたいね。
試合はまさに熱戦。途中、高山が小橋の右腕を集中的に攻め、エルボー+膝で右腕を完全に粉砕した。しかし、小橋はその状態でもラリアットなどを繰り出す。だが、どうしても痛みのためか連続しない。高山は膝とけりを効果的につかって責め立てていく。前半は完全高山ペースだったが、後半は小橋が徐々に流れを握っていく。途中、倒れている高山に対し「立て、コラァ!」と怒鳴るシーンがあったが、この声に高山がマジ切れして危ない状態だった。一瞬総合格闘モードになっていたように思う。もうちょっとで反則負けだった。
そして最後。小橋はバーニングハンマーを出そうとするも阻まれる。ラリアットを炸裂させても2カウント。そして最後に持ってきたのは、なんとムーンサルトプレスだった。膝の怪我以来封印していたという技。自分自身、この技は派手なだけで隙は多いし、威力も小さいと思っていたが、最後の一発は微妙に失敗して高山の顔面に命中。えぐい場所に決まってそのまま3カウントとなった。
試合前にすでに東京ドーム大会で秋山準とのGHCが発表されているあたり、多少試合結果が決まってるように思えなくもなかったが、それでも体をはったぶつかり合いは見所があり、名勝負であった。