チャオソレッラ 感想

チャオソレッラ、後半部分読み終わりました。で感想。ネタばれなので一応反転表示。(読むときはマウスでドラッグして選択。)

後半部分。前半は旅行描写ばかりだったので心配だったが、後半早々の佐藤聖疑惑で急展開。また白薔薇さまか、という気はしないでもなかったが、それでもやはり名前だけでも存在感があるところがすごい。
そのあと、予想通りロサカニーナ登場。まさか志摩子さんとペンフレンドだとは。洗礼堂での飛び入りでの独唱は、小説でもきれいな響きが感じられそうでした。ジェラードの「暖かいから」というエピソードも、なんともロサカニーナの人間らしさが出ていてよかった。
で、佐藤聖さま。結局最後まで登場せず。空港での加藤という呼び出しからみても、おそらく加藤景と一緒の旅行なんだろうな。試験休みと言うことで、加藤さんを誘って旅行に来たのだろう。インコに変な言葉覚え込ませているところが、なんともロサギガンティアらしくてよかった。覚えさせていたときのにやけ顔が目に浮かんでくるようだった。コバルトとかでいいので、是非とも旅行の話も書いてほしい。
そのほか、由乃、真美、蔦子、祐巳の仲良し4人組。なんかあずまんが大王みたいでいいなぁ。真美さんもすっかり主要キャラの仲間入りだ。とくに「ゆるゆる」発言がおもしろいw。ピサの斜塔などは怖さも伝わってきていい感じ。蔦子が、塔の上までいかずに安心しているところなども、人間くささがでててよかった。祐巳フィレンツェの街並みがなんでも食べ物に見えているところも笑った。さらに、イノシシ像を見て食べたくなるかどうかで、空腹度合いを表現するところも笑えた。やはり、祐巳はかなり変だw。
おまけの小説は、正直よくわからない。祥子達の寂しく思っているところをおもしろおかしく書くのかと思いきや、可南子が謝罪していただけ。で、やはり妹にはならないとか言っているし、わけわからない。個人的にはみゃあさんのところの影響ですっかり瞳子妹推奨モードなので、あまりおもしろくなかった。未だに可南子は性格が悪い描写ばかりだし。あとりえ雅さんのところでは可南子推奨らしいのだが…。
総じて、後半部分でいろいろおいしい描写が多かったのでおもしろかったです。またお絵かき掲示板とかでネタにされるでしょうから、今から楽しみ。

以上。キーワードだけはリンクで見えてしまうのねー^^;。