クラブニンテンドー2014年度ポイント期限迫る〜来年度は会員ランク廃止
任天堂関連のサービスとして非常にクオリティが高く人気がある「クラブニンテンドー」。
毎年10月から9月末までが1つの年度となっており、2014年度の締め切りが9/30と迫っています。会員ランクについても、9/30までの獲得ポイントが対象ですし、ポイント期限もこのタイミングとなっているのでせっかくためたポイントを失効させないよう、忘れずにグッズに交換申請しておきましょう。そういう自分も期限切れそうなポイントを慌てて交換申請しているところなんですが。実用性がありそうでなさそうなものが多く、いろいろ悩ましいですね。
さて、この会員ランクなんですが、400ポイント以上でプラチナとなり、結構良いグッズを無料でプレゼントしてくれていました。Wiiリモコン型テレビリモコンとか、スーファミコントローラ型クラコン、ゴールデンハンドルとか、かなりいいものでしたね。
クラブニンテンドープラチナ会員特典Wiiテレビリモコン レビュー - わぱのつれづれ日記
クラブニンテンドー2007年度プラチナ特典「Wiiスーパーファミコンクラシックコントローラ」到着 - わぱのつれづれ日記
クラブニンテンドー2008年度プラチナ特典「Wiiゴールデンハンドル」到着 - わぱのつれづれ日記
ただ、最近はプラチナ向けの特典もDLソフトとかになってきたりしており、だんだんと微妙なものに。そして現状の任天堂の苦境を反映するかのように、とうとうこの会員ランクサービスが来年度から廃止されてしまうようです。
クラブニンテンドー、会員ランク制度の終了を発表 - GAME Watch
New3DSからは本体でのポイント発行もなくなりますので、サービスとしては悪化ですね。まあ元々気前が良すぎたサービスではあるのですが、残念なところがあります。今年はあまり任天堂ハードでゲームを買っておらず、最後スマブラ3DSとベヨネッタ2を予約ボーナス込で買って駆け込みでプラチナ会員になったわけですが、こうした駆け込み需要よりもプレゼントにかかるコスト削減を選んだということなんでしょうね。
まあ、逆にこれで「400ポイント越えちゃったから、あとは来年度のポイントに残しておこう」みたいなことをする必要がなくなるわけで、任天堂的にはアンケートを即座に得られる可能性も高まったと言えるんでしょうか?逆に「いつでもいいか」となる可能性もなくはないですが。
ともかく、最後のプラチナ会員プレゼントはありがたくいただくことにしたいと思います。その他の通常のポイント交換は続きますので、こちらも引き続き楽しみにしたいと思います。
Apple、iPhone6/PlusとWatchを発表〜6は大型化、Watchはダイアルでの独自操作
AM2時から開催されたAppleの発表会。事前予測ではiPhone6とiWatchが発表されると言われていたものです。実際の発表もその予測に沿ったものになりました。
アップル9月9日スペシャルイベント速報。iPhone 6とiPhone 6 Plus、Apple Watch発表 - Engadget Japanese
Webでの動画配信もあったのですが今回はかなりグダグダでしたね。繋がらない、つながっても途中で落ちる、動画では最初は英語と中国語が混じって配信される、など。AppleのLive動画配信の質はある意味誇りの一つだと思っていたのですが、かなりがっかりしました。
Apple - Live - September 2014 Special Event
大型化したiPhone6と更に大型iPhone6Plus
さて発表ですが、まず冒頭からiPhone6とiPhone6Plus。リークが出まくっていたように大型化された2機種となっています。「Plus」という名称がちょっとAppleらしくない印象も。
速報:iPhone 6 は9月19日発売、予約受付は12日。128GBモデルも登場 - Engadget Japanese
The iPhone 6 hands-on
大型化した分パーツを分散させたり大型のバッテリーを詰めるようになったのか、より薄くバッテリーの持ちもよくなっています。ただiPhoneでCMでも自慢していた「親指で届く範囲」から逸脱してしまったのはどうだろう、と思うところもあります。もっともiPhone5の縦長の時点ですでに少し逸脱していたのでいまさらなのかもしれませんが。ただホームボタンのダブルタッチで画面を下側に寄せる「ワンフィンガーオペレーション」が用意されているようで、この辺がAppleなりのこだわりということかもしれません。ホーム画面の横向きもありメールのレイアウトも変わるなど「iPad nano」的な側面も感じます。なんかすごくAndroidっぽい感じもしますが。
個人的には電子書籍をよく利用しており、漫画を読むにはiPhone5sでは少し小さすぎるためNexus7メインだったりするのですが、iPhone6やPlusだとどの程度漫画が読みやすくなるか。まあ、Androidスマホならこの程度のサイズ前からあったんですけどね。
それ以外ではiPhone6Plusは光学手ブレ補正付き。あと、NFCを搭載していて「ApplePay」というサービスと組み合わせて使うようです。日本のSuica決済での利用については特に言及なし。Nexus7とかについてるNFCと一緒で、できてもSuicaの読み込み程度ってかんじですかね?日本でiPhoneがおサイフケータイになるのはまだ先のことかもしれません。(しかし、発表会で日本のSuicaベースのレジでは当たり前の光景をドヤ顔で発表、拍手喝采とか、日本人が見るとかなり滑稽でした。)
その他では気圧計を搭載したことでフィットメーターと同様活動の質を判断でき、上り下りなどの動きを認識できるようになったようです。スマホのアプリでの対応が期待されますね。
発売は9/19、予約は9/12で既にSIMフリー版の案内が最初から出ているようです。
ASCII.jp:iPhone 6は最初からSIMフリー版販売!? 価格は6万7800円〜
今回はTD-LTEにも対応しているようで、KDDIやソフトバンクで通信の質がどう変わるかも興味ありますね。
ASCII.jp:iPhone 6/6 PlusはTD-LTEとVoLTEに対応
iWatchならぬ「Apple Watch」
さて、もうひとつは久しぶりの「One more thing ...」で登場したiWatchならぬ「Apple Watch」。iを先頭につける路線をやめてきているみたいですね、ApplePayもそうですし。もしくは商標関連ですでにいろいろな国で抑えられていて、その解決の手間やコストを避けたのかもしれません。
速報:Apple Watch発表、349ドルで2015年初頭発売予定。リューズ状のダイアルDigital CrownとRetinaディスプレイ搭載 - Engadget Japanese
Apple Watch will unlock your hotel room door, guide you home and more: the app roundup
形状としては丸みを帯びた角型。他の先行しているAndroidのスマートウォッチと比べるとなんかずんぐりむっくりした感じでデザイン的にはいまいちですね。ちょっと厚すぎじゃないかと。できれば丸型がよかったなぁと思います。形状は特にリークされていなかったので、その点では新鮮味はありましたが。
操作系としてはリューズ型のダイアルでのスクロールやズームなどの操作を特徴としてあげていましたね。感覚としてはiPodのホイールと近い感じなんでしょうか。ディスプレイのタッチ操作自体もできるようなので、もっぱらマルチタッチでやりづらいところの代替というところでしょうか。
機能としてはランニングやフィットネスが趣味となっている自分的に注目なのはやはり活動量計としての側面。脈拍が取れるのはもちろん、単体でランニングアプリも用意されるようです。このアプリは他のサード製のも出てくるんでしょうか?自分はNike+とかRuntasticを使っており、運動ログはこちらに自動的にアップする形にしているので、サードアプリ対応がないと使いづらいところです。その他のアプリはどうなんでしょうね、ツイッターとかメールとかFacebookとかの確認、天気の確認とかは便利なのかもしれません。外だと通信はiPhoneを通じてということになりそうですが、Bluetoothテザリングには対応しているんですかね?
ラインナップとしては通常のものとSPORTS、EDITIONが用意されています。各々筐体の素材、セットのバンドなどが異なっています。時計部分の大きさも38mmと42mmの2種類。男性女性のイメージですかね。自分の場合ならランニングなどでの利用が多くなると思うのでSPORTSですかね。値段は$349から、販売は2015年早くとのこと。まだ先なので、Android勢にさっそくいろいろパクられてそうです。
ひさしぶりの新商品発表
以上、発表された2種類の製品についてざっと触れてみました。iPhone6についてはリークはいろいろ出ていたとはいえiPhone5から大きな路線変更の見られる製品、Apple Watchについても散々話題には出ていたのでやっとという感じはありますが、久しぶりの新製品発表という感じでしたね。めちゃくちゃサプライズ、という感じではなかったですが。
とりあえず、店頭などでiPhone6・Plusの操作性の確認をしてみたいですね。iPhone5s持ちなのでそう簡単には乗り換えられませんし。AppleWatchもランニングなどとの相性や装着感などを試してみたいところです。
XboxOne、初週販売台数は約2.5万台〜過去最低クラスの出だし
昨年のホリデーシーズンに海外で発売され、日本ではようやく先週発売となったXboxOne。
ある程度ゲーム詳しい人ですら「あれ、先週発売日だったんだ?」レベルの認知度のなさでしたが、その初週の数字が明らかになりました。
【速報】Xbox Oneの初週販売台数は23562台 ソフトの1位は『タイタンフォール』に - ファミ通.com
Xbox Oneの初週販売数は2万5000台。新作では「ドラゴンクエストX オンライン」が5万2000本でランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」 - 4Gamer.net
ファミ通で約2.4万台、メディクリでは約2.5万台となっています。これはまたひどい数値ですね。ただ、正直「まあこのぐらいだろう」という予想の範囲内でもあるのが悲しいところです。
さて、この初週の数字がどの程度かを、これまで何度か使っていた表で比べてみようかと思います。
PS4、2週目の販売数発表〜ファミ通・メディクリとも総数約37.5万台、2週目下落率はここ10年間で最悪 - わぱのつれづれ日記
発売日 初週 2週目 下落率(%) クリスマス週 DS 2004/12/02 441,485 181,231 58.9 252,919 PSP 2004/12/12 166,074 81,355 51.0 92,515 Wii 2006/12/02 371,936 109,068 70.7 284,648 PS3 2006/11/11 88,443 43,378 51.0 92,122 360 2005/12/10 62,135 12,320 80.2 7,315 3DS 2011/02/26 371,326 206,087 44.5 510,629 Vita 2011/12/17 321,407 81,387 74.7 81,387 WiiU 2012/12/08 308,570 130,653 57.7 119,159 PS4 2014/2/22 322,083 52,697 83.6 - One 2014/9/4 23,562 - - -
Xbox360の初週が6.2万だったのでXboxOneは約4割程度となっていますね。ここ10年ではダントツの最下位といった感じ。あまりに日本で市場が築けないと、ワーナーのバットマンのように「国内はPS4独占」みたいなケースが増えてくる可能性もあります。パッケージ作成だの流通のコストを回収出来ない可能性がありますからね。とりあえず、2週目の落ち込みがどの程度に抑えられますか。その辺がポイントでしょう。
ファン待望の「ポポロクロイス」最新作がついに登場〜ハードは3DS、マーベラス牧場物語とコラボ
PSのRPG名作の一つとしてあげられることの多い「ポポロクロイス物語」。
自分は、当時はセガサターンユーザーでPSは持っていませんでしたが、キャラや世界観などは個人的趣味にあっていて、CMなどを見ていいなぁと思っていたタイトルでした。その後、PS2を購入してから出た「ポポロクロイス〜はじまりの冒険」をCMの曲が非常に良かったので購入。これが最初のポポロクロイス体験でしたね。
ただ、このはじまりの冒険が非常にひどい出来で。ストーリーやキャラ、世界観などはとても良かったのですが、とにかくロードがひどい。戦闘では開始前に暗転ロード、これはまだわからなくもないのですが一回一回の攻撃のたびに暗転ロードするのには閉口しました。今まで体験した「ひどい実装のゲーム」としてはこれとXbox360のラストレムナントが並びますね。
一応なんとか気合でのりきってクリア。そのストーリーやエンディングなどの流れは非常によかったので、「世間で高評価のポポロクロイスはこんなものではないはずだ!」と思い、その後PS1のポポロクロイスを購入、楽しんでプレイし改めて高評価の理由を理解した形です。その後もファンサイトをみたり画集を買ったりと、一時期はどっぷりポポロクロイスの世界にハマったものです。初代のアニメもネット有料配信で見たりしていましたね。
その後PS2では前回のリベンジとばかりに続編が出て、アニメも同時展開されました。
ただ、こちらも本来はアニメとゲームで同時開始だったはずがゲームの販売が遅れ、アニメの方が先行してネタバレ状態になる有り様。アニメの方は前半のはじまりの冒険編は視聴し、後半の部分は録画してネタバレしないようにしてとっておいたのですが、ゲームの方はゲームのほうで前作ほどロード待ちはなくなったものの今度はエンカウント率が激向上、さらに裏でローディングしまくるためにガッコガッコ言ってうるさいという、またしても「ゲーム仕様と実装のいまいちさ」に悩まされ、ついに積んでしまったゲームです。
その後、ポポロクロイスはぱったりと続編に向けての動きが途絶えました。PS2の2作での影響がソニーの判断に大きな影響を与えたようにも思います。PS2時代後半からは特にソニーがゲームから距離を起き始め、久夛良木氏のスパコン思想PS3に邁進していた時期でもありましたので、その辺の影響もあったように思われます。他のPS1の頃のSCEソフトも軒並み出なくなっていましたからね。
PSPで移植が出た時はかなり期待してPSPごと買いそうになったのですが、実際にはPSPの残像がきつくさらに「スクリプト判明まで仮置き」という、移植時のデバグコメントがそのままのこっていたり、進行不可になるリフトバグが「仕様」ということで放置されたりと、散々な有り様となっていました。
PSP®専用ソフト「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」『「闇の獅子王編」第2章で発生する「ガミガミシティ」につながる鉄の橋における落下現象』の原因と対処方法について | プレイステーション® オフィシャルサイト
飼い殺し状態から、3DSでまさかの新作「ポポロクロイス牧場物語」
そんな形で、いわば「飼い殺し状態」となっていたポポロクロイスですが、ここに来てとうとう新しい展開を見せました。それはなんと、ハード・メーカーの垣根を越えるという展開です。
まさかの新作「ポポロクロイス牧場物語」3DSで登場 原作者「驚くべき打開策」 - ITmedia ニュース
メーカーはソニーからマーベラスへ。牧場物語とのコラボでタイトルも「ポポロクロイス牧場物語」。ハードはなんと3DSです。ファーストの代表作がライバルハードに出るというのは、かなり画期的なことですね。以前MSのXbox360専用ソフトブルードラゴンの関連作がDSででたことが有りましたが、それ以来でしょうか。
ファミ通での独占スクープということで、久しぶりにファミ通を購入しちゃいましたね。表紙がポポロクロイスだったので。中には特製イラストカードなんかも入ってました。
【今週の週刊ファミ通】『ポポロクロイス牧場物語』衝撃の新作スクープ!! 『ギルティギア』B3ポスター付き!!!(2014年9月4日発売号) - ファミ通.com
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2014/09/04
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (1件) を見る
キャラなどはピノンの世代ではなくピエトロの世代。ナルシア、白騎士、ガミガミ魔王とおなじみのキャラも勢揃い。3DSということでグラフィックは多少粗も感じますが、ポポロクロイスという枠組みと世界観では雰囲気はよく出ていると思います。
しかし、どういった経緯でSCEからマーベラス、3DSでの販売になったのかは気になるところですね。直前にPSでトロとのコラボ企画をやっているところや、ファミ通記事での登録商標の記載を見ても、権利関係は穏便に解消できているように感じます。
公式ブログ「"トロピエ"と"クロガミ"!? 「プレイステーション®といっしょ」企画第9回、【ポポロクロイス物語といっしょ】大紹介!」 | プレコミュ | プレイステーション® オフィシャルサイト
現状のソニーの戦略としては海外重視、国内だけの展開でポポロクロイスを活かすという選択肢が当分なく、各種交渉の結果サード経由での販売にGoサインを出したということなんですかね?これ以降の展開がどうなるかも気になるところです。
ともかく、ポポロクロイスのキャラ、世界観などのファンである自分としてはポポロクロイスがついに復活したということが非常に喜ばしいことであります。このポポロクロイス牧場物語が次に繋がるような作品となることを期待したいと思います。
SCEプレスカンファレンス2014開催〜ドラクエ無双や各種定番タイトルも
先日ニンテンドーダイレクトでNewニンテンドー3DSの発表があり大きな注目を集めましたが、それを受けて今日はソニーがプレスカンファレンスが開催されました。
SCEJA Press Conference 2014 | プレイステーション® オフィシャルサイト
発表は生では見れず後から見ました。発表内容としては、ある意味いつものPSカンファレンス、という感じでしたね。発表的に一番大きかったのは最後のサプライズであるドラクエ無双こと「ドラゴンクエストヒーローズ」でしょうか。ドラクエ8以降主にドラクエは任天堂ハードで出ており、10年ぶりのドラクエシリーズPSへの登場というのは無双ということであってもインパクトは大きいでしょう。マスコミ的に扱ってもらいやすいネタでは有りますね。
ソニーが国内PS4向けソフト34本投入へ、ドラクエも10年超ぶり | Reuters
ドラクエ、プレステで新作 15年春、10年ぶり:朝日新聞デジタル
それ以外ではPS3やVitaとのマルチが中心で、まあPSってこんなかんじだよね、というラインナップ。爆発的な勢いはもう無いながら、なんだかんだで根付いているファンがいる系のゲームでもあります。PS4はすっかり洋ゲーマシンというか360っぽい雰囲気を出していただけに「そのうちPS3からPS4に移行するんだな」という印象を与えられたことはひとつポジティブな要素なんじゃないでしょうか?根本的な日本の据置ゲー離れの挽回につながるとは思えないので、そっちの対策も必要とは思いますが、まずは身近な地盤の引き継ぎが重要でしょうからね。
それ以外の要素ではPS4ではテーマ対応がひとつ嬉しいところ。UMDPassportをPS+のフリープレイ限定に提供というのもいい方法でしょう。というか最初からやっておけばもっと違っただろうにという感じもしますね。
ともかく、良くも悪くもPSらしい感じのカンファレンスだったとは思いますね。今月開催のTGSでまたどんなものが展示されるか楽しみです。
任天堂、Newニンテンドー3DSとLLを発表〜右スティック対応、専用ソフトも
今日はニンテンドーダイレクトが開催。TGSを前に、ニンテンドー3DSのダイレクトということで、各種年末商戦に向けたソフト紹介でも行われるのかな、と思っていました。
Nintendo 3DS Direct 2014.8.29|任天堂
まず任天堂の岩田社長が復活。かなりほっそりしましたが健在な姿が見れてよかったです。冒頭でゼノブレイドのシュルクがスマブラに参戦の映像。その後はブレイブリーセカンド、FFEX、ワンピース、新世界樹の迷宮2と紹介。その後3DSのテーマ紹介の後、サプライズの発表がありました。それはNewニンテンドー3DSとLLの発表です。
速報:Newニンテンドー3DS / LL発表。CスティックとZL/ZR追加、NFC対応、CPU高速化。1.2倍大画面化など - Engadget Japanese
ノーマル3DSとLLの両方がアップグレード。最大の特徴は待望の右アナログスティックの内蔵。左のアナログスライドパッドと同形状ではなく、Thinkpadのトラックポイントのような形状。右スティックは基本的に視点変更がメインでしょうから、左側との左右対称でなくてもいいということでしょう。ZR,ZLが標準でついたのも大きいですね。ボタンの数としてはVitaを越えた感じです。代わりにカードスロットが前面に。さらにSDカードがカバーを外してmicroSDを入れる形になっています。速度的には通常のSDカードの方が早く安いものも多いので、この点はちょっと残念ですがまあ現実的な解でしょうね。
ハード的な進化としてはCPUのハイスペック化。各種処理が早くなり、DL速度なども向上している模様。これにより、New3DS専用ソフトも出る模様でなんとゼノブレイドがWiiから移植される模様。自分はWii版は遊んでおらず、評価が高いため中古でも高いためWiiUでHD版が出たら遊ぼうかとも思っていたのですが、まさかの3DS版でした。立体視はおもしろそうですが、解像度は低いままなのでそれがどうかですね。しかし、New3DS専用ソフトとか販売とかで混乱しそうな感じもします。DL専売とかにしちゃった方が楽な気もするのですが、どうなんでしょうか。
それ以外の工夫としては裸眼立体視の強化。カメラでのヘッドトラッキング、ジャイロでの補正により裸眼立体視の調整を自動的に行うようになった模様。なにか同様の技術があるようにも思うので、他者特許とかふんでないか気になるところでも有りますが、特許訴訟で苦戦している時期ですしその辺は裏でクリアしているんでしょうね。
ノーマル3DSの方にはさらに着せ替え機能も搭載。任天堂の携帯ゲーム機で着せ替えというと、さっぱりきせかえパネルの発売されなかった黒歴史なゲームボーイMicroを思い出しますが、こっちは最初から多数のラインナップが用意される模様。3DSLLの方は着せ替え機能はないようです。
値段はノーマルの方が16000円、LLが18800円。だいたい今と同じ価格ですね。両方共ACアダプタは別売りになりました。前はノーマルは同梱でしたけど。今回は右スティック内蔵、処理性能向上、裸眼立体視補正とかいろいろ興味深いものも盛り沢山ですし、個人的にも今のロンチ購入3DSがボタンの塗装剥げてきているため買い替えを検討したいところ。ただ、どっちを買うかが非常に悩ましいですね。ノーマルの方がポケットにも入るしきせかえも出来ます。今のものから多少は画面も大きくなっていますし。ただ、LLを持ってない身からするとこれを機にLLを買うというのも一つ。もっぱら日課のどうぶつの森をやる程度なんですが、ゼノブレイドは気になりますからね。
9月末ぐらいから店頭の体験台も順次Newの方に置き換わっていくとのこと。ここで両者を比べてどちらにするか決める感じでしょうか。久しぶりにサプライズを含み満足感の高いニンテンドーダイレクトだったと思います。
PS4、全世界販売1000万台達成〜System Software2.0で新たなShare機能も
北米のE3、日本のTGSと並び欧州最大のゲームイベントであるgamescom。それが今年も開催されています。
[gamescom]ドイツ・ケルンで「gamescom 2014」がいよいよ開催。欧州最大のゲームイベントに,世界中のゲームが集合 - 4Gamer.net
この中でソニーがプレスカンファレンスを実施。オンラインでもAM2時から動画で配信していました。
SCEE、「gamescom 2014 Press Conference」でPS4のSystem Software 2.0を発表 - GAME Watch
内容としてはE3でも発表したタイトルにマルチタイトル、インディーゲームなどを各種といった感じでしたね。新規IPは多かったのですが、その分ゲーム内容とかがよくわからなかったりいかにも洋ゲーっぽいかんじだったりで、日本人的にはあまり響いてこない内容だったんじゃないかと思います。(MGS5のダンボール映像が「ねーよw」ってシチュエーションばかりでおもしろかったですがw)
発表の中で、PS4本体関連としてはひとつ、全世界で1000万台の実売達成したという区切りの発表がありました。
プレイステーション4の全世界累計実売台数が1000万台を突破 - ファミ通.com
海外でのロンチが11月なので、まだ9ヶ月しか経ってない段階での達成。非常に好調ですね。ただ、日本では苦戦のWiiUを安定して下回るほどの下火が続いているだけに、日本人的にはいまいち実感がわかないところもあるでしょうね。とはいえ、据え置きゲーム機のデファクトスタンダードの座を着実に築いてきている感はあります。
それ以外の発表では、System Software 2.0での新しいShare Playが興味を惹きました。
[gamescom] PS4のシステムソフトウェア2.0では,フレンドがゲームを持ってなくても一緒に遊べる「Share Play」機能を実装! - 4Gamer.net
自分がプレイしているゲームを、コントローラを渡す感じで他のネット上のプレイヤーにコーチプレイしてもらう、他の人が持っていないゲームでも協力プレイができる、といったものです。おそらく、クライアント側はPlayStationNowのクラウド機能のリモートプレイ技術を応用し、PS4自体がクラウドサーバー的な位置づけになって他人がリモートプレイできるようになるといった感じなんでしょうね。もともとPS4には動画エンコード機能がShare投稿用に搭載されていたので、それを利用している感じでしょうか。遅延はそれなりにあるでしょうが、ちょっとしたタイミングでの協力プレイや代わりのプレイとかでのコミュニケーションには使えそうな気がします。ニコ生で実況している人のところで、うまい人がちょっと代わりにプレイ、なんてことができるようになるんですかね。シミュレーションゲームなど、リアルタイム性が低いものであれば結構使えそうな感じもします。
とりあえず、先日のDestinyのベータテストぐらいしか特にやることがなかったPS4。新規IPにしてももっと体験版とかで触って分かるものを増やして欲しいですね。後は和ゲーでしょうか。現状の和ゲーメーカーのオタクゲーだと正直VitaやPS3で十分な感じもするのですが、果たして来月のTGSで何か出てくるのかどうか。ここを逃すと、今年の年末商戦のPS4はひどいことになりそうな感じもします。果たしてどうなりますか。